どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「アンダー・ザ・スキン 種の補食」

2014年10月16日 | 映画
Facebookで友人が絶賛してたので観たくなった映画「アンダー・ザ・スキン 種の補食」を鑑賞。
内容殆ど知らないまま見たのですが作りはいたってシンプルでスローで説明無しの不思議な映画でした。
最近ハマって色々見たジャン・ローラン監督の映画と同じく先が読めそうで読めないけどスローな間の妙な惹き付ける映像力のようなものを感じる事が出来て、その感覚にまったりと漬かるような感じで見れました。色々と想像力を刺激されてシンプルな設定をアレコレと考えたりしてどのようにも見れた。
音楽が良くて映像と音によって色々と感じる事が出来た。
直接的な説明は無いけれどエイリアンが女性の身体を借りて男を引っ掛けて補食してゆくというだけの物語のようにも見れて、その地道な過程とエイリアンから見ると人間の方がエイリアンであってその生態がよく分からないので色々と探り探りやっている不安感や孤独感や恐怖感みたいなものも感じられて不思議な感覚。
じっくりその世界観に漬かりたかったのだが残念なのは隣に座っていた客がポップコーン食べて暫くすると爆睡して寝息スースー煩さかった事。途中から映画に集中出来なかった。まぁタルい展開で難解だから眠くなるのは分かるけどね。あまりに寝息煩いから何度か小突いてやったが一瞬起きても静かな場面が続くのですぐにまた眠ってスースー鳴り出すのでした。最後に小突いた直後にヌード場面があってそれのおかげか目が覚めたようでした。単純で分かりやすい反応で笑えた。男ってそういうもんよね。
良い所で起こしてやったのは癪にさわる所でもあるが…。
こいつが隣にいなければもっと映画に集中出来たのに残念だ。
映像にセンスを感じるものがありましたが全体的に暗くてデリケートで微妙なトーンでした。DVDやテレビで、見たら暗くて潰れてしまって見えないかもなトーンです。映画館の暗さとスクリーンの大きさで見れて良かったです。
主役のスカーレット・ヨハンソンの表情で魅せる映画です。
眠くない時に見るべき映画でもあります。


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「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」

2014年10月16日 | 映画
データ出力がまだまだ終わらないのでもう一本映画を鑑賞。
ブルーレイで「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」を。
こちらは4Kテレビでも綺麗に見れて凄く高画質感を感じました。元々3D映画として作られてるから飛び出しを意識した映像がいっぱいあって結構効果的に立体効果を感じられそうでしたが今日見たのは2D版。
予告編は見た事あったがあまり見たいとは思えずでした。だけど安かったので購入した訳ですが、普通に面白くは見れました。映像が豪華で美術や衣装が素晴らしい。そんなゴージャスで金のかかったような映画だけど物語の流れはあまり見えてこないというか入り込めずで物語が見えてきた時にはなんともしょーもないというか単純な話でした。そんなくだらないものを金かけて豪華に見せている点が逆に面白味を感じた所です。
監督とミラ・ジョボ夫婦が好き放題に着せ替え人形で遊んでるような感じかな。
3Dで見た方が良さそうな表面の見た目に楽しい映画だと思います。


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