公開時に劇場で見てかなり衝撃と感銘を受けた映画「プラトーン」を久しぶりにブルーレイで5.1ch 大画面にて鑑賞。何度も見たから覚えてる部分も多かったけどラストに主人公がバーンズを殺すのは記憶が薄れていた。今の視点で見ると結局主人公も偏った正義感で殺人者となってる訳で完全に悪者だと当時は感じていたバーンズの言い分も理解出来るものがありました。色々と深く考えさせられる映画です。
大画面で見直すとジョニー・デップが出ていた場面もよく分かり途中から印象薄かったのですが撃たれて運ばれて死んではいなかったというのが分かりました。
そしてエリアスが亡くなる悲劇的な場面はやっぱり胸にグッと来るものがあり涙が溢れました。音楽も音響も素晴らしく心揺さぶられます。
戦場の混乱状態や正気を失うような感覚が画面から伝わってきて圧倒されますが一歩引いた視点で冷静に見ると本当に戦争というものの悲惨さや虚無感や絶望感ややるせなさみたいな色々な気持ちが感じられます。
最後の生き残った者として残された人生を有意義に生きる事が大切というメッセージが胸に染みました。