デビッド・クローネンバーグ監督の「マップ・トゥ・ザ・スターズ」を鑑賞。ハリウッドの暗部を生々しく描いた内容でリアルっぽい面とおとぎ話っぽい面がある変わった内容の作品でした。クローネンバーグ監督の内臓感覚や変態的な要素の面白さは無くて冷たい異質な愛が描かれた感じの映画でした。豪華な役者陣が登場して、それぞれが良い芝居を見せてくれますが中でもジュリアン・ムーアが強烈な印象を残しました。映画スターがウンコして屁をたれるという描写はなかなか無いのでね。ハリウッドのスターやセレブの人間関係の大変さや面倒臭さも感じれましたが人間臭さも感じれて良かったです。
群像劇で幾つかの普通じゃない生い立ちの人間像がハリウッドという特殊な環境の中で描かれてました。
少し興味深くはあるが特別に感情移入出来る人物がいる訳でも無く流れを追って観察していたような感じで見終わりました。