「ハン・ソロ」

映画「ハン・ソロ」のブルーレイを購入して劇場以来に見直す。見始めたらあっという間に最後まで見れちゃうテンポも良い娯楽作品でした。数箇所で展開が急過ぎて理由付けや行動が理解出来ない所はありましたがスピンオフ娯楽作としては楽しめたので良かったと思います。見直して監督の弟のクリント・ハワードの出演場面もようやく分かりました。ドロイドに顔掴まれる役の人ですよね。7.1ch サラウンドヘッドホンで聴いてましたが低音の響きが沢山効いて迫力が出てました。
途中で監督が交代する事になったとか裏事情もありましたが、どの位ロン・ハワード監督で撮り直したのか？とか元々撮られてたものはどんなだったのか？残ってる箇所はあるのか？どこなのか？と興味深いです。特典ディスクを見てもそれは分かりませんでした。
しかしロン・ハワード監督は実にうまい演出で見せてくれますね。特典では未公開シーンがいくつか見れました。

「7月4日に生まれて」

久しぶりにオリバー・ストーン監督の映画を見て良かったので続けてDVD買ったけど見れてなかった「7月4日に生まれて」を鑑賞。こちらも劇場で観て以来になるかな。とても良い映画だった記憶も残ってて感動した筈でしたが見直すと色々と考える所もあり昔程は感動出来なかった気がします。何にせよ流れというか演出は素晴らしいものがありジョン・ウィリアムスの音楽がとても良かったです。この映画も実話を元にして作られてます。トム・クルーズの熱演も良かったですが今見るとちょっと被害者人権の主張が強すぎる感じも鼻につくものが感じられもした。途中の境遇や苦しみはよく伝わりましたが何気にドラックに溺れる友人の方が印象的でもありました。
DVDの画質はあまり良くなかったですが久しぶりに見れて良かったです。
2本続けてオリバー・ストーン監督の映画を見直しましたが「天と地」が思ってた以上に良かったという印象でした。

「天と地」

DVDで映画「天と地」を久しぶりに鑑賞。劇場で観て以来かなぁ。トミー・リー・ジョーンズが出てたのは覚えてたけど内容の詳細は忘れていた。1人のベトナム人女性の波瀾万丈な人生と生き様が仏教的な考えや教えも含めつつ描かれた壮大で考えさせられるジワジワと染み入る良さのある映画でした。主演女優の芯の強そうな目力が印象的な美しい顔と芝居に惹き付けられました。他にどんな映画に出演してるのだろうと後で調べてみると若くして既に亡くなられているのを知り悲しくなりました。映画は実話を元にして作られてるそうですが旦那は実際には何人かいたようです。映画化に際して1人の男として描いたのだと未公開シーンや音声解説の一部を聞いて知りました。かなり脚色されているようですが輪廻や仏教的な霊的な感覚が上手く描かれている部分もあり特殊な良さと余韻を感じる映画でした。久しぶりに見れて良かったです。

「ワイルド・スピード スーパーコンボ」

レイトショーで映画「ワイルド・スピード スーパーコンボ」を鑑賞。ワイスピ・シリーズのスピンオフ的な映画で相変わらずの無茶苦茶なバカアクションでした。思ってたよりカーチェイス場面が少ないのは残念で全体的に長い印象でしたが単純に深い事考えずに見れば痛快で面白く楽しめました。
前半は合成の粗が微妙に気になったりまるでアメコミ映画の悪役みたいな敵が登場したり何だかな気もしましたが凄いアクションやユーモラスな展開を見てたらそんなのどうでも良くなってきましたよ。カーチェイス場面は最高！他には最近多い編集で魅せるカンフー的なアクションでは無く武骨な殴り合いを見せてくれるのが良かったです。劇場の大画面で見れて良かったです。話の内容はくだらなかったのですぐに忘れそうですがエンドロールに挟まる小ネタは普通に見てても意味不明でした。一応シリーズは全部見てるけど詳細は忘れてる所が多いな。

「タッカー」

DVDで何十年ぶりに映画「タッカー」を鑑賞。大阪の大毎地下劇場で観て以来かな。良かった印象はあるけど殆ど忘れていました。実在した人物の伝記映画です。車好きにはたまらないものがあるかもですが、そこまで車に詳しく無い僕でも夢や理想に燃えるタッカーの姿や行動に家族や仲間の理解等に共感出来て面白く見れました。
最終的に気持ちの良い部分と残念感とか微妙に同居する感情で見終われました。撮影に照明が美しく古き時代のクラシック映画のような格調も感じられました。時間や空間のトランジションの演出が凝っていて面白いです。
ジェフ・ブリッジスの芝居もとても良かったです。