どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ルパン三世 THE FIRST」

2019年12月07日 | 映画
TOHOシネマのシネマイレージ・カードのマイルが6000マイルを超えたので今年までの特典1ヵ月フリーパスというのに交換して昨日公開になったばかりの映画「ルパン三世 THE FIRST」を鑑賞。CGが細部まで丁寧に作られていてアニメでしか見た事無かった久しぶりなルパン三世を違和感無く実写のようなアニメのような映像世界で見せて貰えました。深い事考えずに楽しめたけど話の伏線というか展開が結構分かりやす過ぎて先が直ぐに読めちゃう部分が多かった。また「インディ・ジョーンズ 4」にも似た感じも多かったりで全体的に意外性というのに欠けた印象でした。だけど普通に面白くは見れてあっという間に見れた。
CGアニメなので続編とかも作れそうですね。とにかくCGアニメのクオリティが見事でした。


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「グレタ」

2019年12月07日 | 映画
ひとつ前の投稿「ミザリー」で怖いオバさん映画で思い出した映画に「グレタ」というのがあります。仕事絡みで随分と前に見ていたのですが公開前だったので感想等は書いていませんでした。何も事前情報を知らずに観た時は静かな展開の文芸ドラマみたいなものなのかな…と思ったら実はホラー映画みたいなゾッとする怖いオバさんストーカーの映画でした。話の流れも惹き込まれるようなものがあり集中して見れました。とても面白く見れたけどラストのオチは直前で読めてしまいやっぱりねーという感じでもありました。
現代版の「ミザリー」みたいな話だったと思います。グレタ役のイザベル・ユペールの冷たい目の表情が恐ろしく気取ったフランス語混じりで話したりするのが気持ち悪かったりしました。
ストーカーされちゃうクロエ・グレース・モレッツとそのルームメイトの女優さんも良かったです。2人の会話やスマホの使い方に現代の若者らしさが良く出ていた。監督はニール・ジョーダンで彼の映画によく出てるスティーヴン・レイが刑事役で出演してます。


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「ミザリー」

2019年12月07日 | 映画
テレビ録画していた映画「ミザリー」を鑑賞。昔、千日前スバル座で観た映画です。久しぶりに見ましたが覚えてるのは足バキッな場面で斧で切るんだったっけ?と思ったがハンマーでバキッでしたね。テレビ放送だからか直接的には見せてませんでしたけど。
この場面がやっぱり痛くて強烈でした。改めて見直すと物語の流れるような展開の見事さとミザリー役のキャシー・ベイツの恐ろしい芝居が良かったです。ジェームズ・カーンも実に良かった。映像で見せる伏線とその回収が上手く飽きずに見れました。
怖いオバさん映画の定番ですね。
最近だと「グレタ」って映画もありましたね。


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「ストレート・トゥ・ヘル」

2019年12月06日 | 映画
公開時から気になってて見れて無かったアレックス・コックス監督の映画「ストレート・トゥ・ヘル」日本盤DVDは高値で躊躇してましたが輸入盤のブルーレイがディレクターズ・カット版で日本盤の半額以下で売ってたので字幕無いけど衝動買いしちゃいました。帰って早速鑑賞。やはり字幕が無いと分かりにくい部分も多かったけれど大筋では映像だけでも分かる内容で思ってた以上に面白く好みのぶっ飛んだユーモアとキャラクターが楽しい映画でした。移動する撮影や風景や画角がとても決まっていて素敵。音楽もゴキゲンでアレックス・コックスらしいちょっと変で予想外の展開の楽しさや遊びみたいな感覚が好きでした。
デニス ・ホッパーが出てるというのも期待していた部分でしたが出番は少なめでした。だけど生き生きした芝居を飄々と見せてくれて可笑しかった。
ホッパーの「ラストムービー」のような雰囲気も感じられる型破りだけども、しっかり演出されてる映画だと思いました。


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「メッセージ」

2019年12月04日 | 映画
ブルーレイで映画「メッセージ」を劇場で観て以来に5.1ch 大画面で鑑賞。
劇場で観た時は途中で結末が何故だか読めてしまい感動的なラストでは泣けなかったのですが良い映画だった印象は残りました。数年しか経ってないのに全体的に雰囲気は覚えてるけど内容は忘れていて今日の方が見ていて感動的というかラストで涙しちゃいました。前半から暗い画調でモヤモヤとした不安で謎の雲に覆われているような展開でしたが最後に一筋の光が射し込んだような美しく幸福でもあるが哀しみがあるそんな儚いエンディングでした。俯瞰で見る事も大事だし今の瞬間も大事だという事を感じさせられました。
音響効果・音楽がとても良かったです。


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「SOMEWHERE」

2019年12月03日 | 映画
ソフィア・コッポラ監督の気になってた映画「SOMEWHERE」を鑑賞。
撮影が美しく固定カメラの落ち付いた映像は間が長いけどなんかまったりと見れちゃう良さもあったり無かったりでした。クスッと笑える場面があったり気持ちが何となく分かる場面があったり。だけど短かめの映画の割に長かった印象もあります。
悪くは無いけれど、この映画がベネチア映画祭で金獅子賞を受賞したというのはどうなの?とは思いました。
この映画を見て思い出したのはエレノア・コッポラ監督の「ボンジュール・アン」って映画。お母さんの監督作品ですね。
この映画で良かったのは何でもない日常のちょっとした瞬間です。それと娘役のエル・ファニングの天真爛漫な笑顔や自然な仕草でした。そんな素敵な時間や瞬間と傍観するような何でも無い時間と孤独感がありましたが、だから何?って感じもありました。
ただのオシャレ映画と違い不思議な惹き付けるものはありましたが何かちょっと良い感じの映画ってぐらいでそこまで大絶賛されるような作品とは思えませんでした。


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「鎮魂 硫黄島」

2019年12月02日 | 映画
ドキュメンタリー映画「鎮魂 硫黄島」を鑑賞。85年に作られた日米両方からの視点で描かれた硫黄島での戦いの証言や記録映像に戦後初めて両国の生存者が硫黄島で会う姿が収められた非常に意義のある立派な作品でした。
イーストウッド監督の硫黄島2部作や「ハクソーリッジ」等ハリウッド映画でも描かれていた壮絶な硫黄島での戦いを見ていましたが本物の映像や証言は生々しく色々な事を考えさせられてつつ見入ってしまいました。
時々涙も滲みました。日本側からのこの手の映画とかはあまり見た事が無かったので興味深くも重く個人レベルで描くと苦しくなるものがあります。
当時の教育というか国としての方向性には立派な部分と愚かな部分があってそれは高尚であり残酷であったと思えます。このドキュメンタリー映画ではそういった全てを時を経て互いの理解のようなものが生まれ癒しのようなものにまで前向きに浄化してゆくものが見れて良かったです。


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「E.T. A HOLIDAY REUNION」

2019年12月02日 | 映画
ネットで見つけて音無しでスマホで軽く見たケーブルテレビのCM「E.T. A HOLIDAY REUNION」をちゃんと見たいぞ!と大画面で音付きで改めてしっかり初鑑賞。「E.T.」のその後っていうか成長して大人となり家庭を持ったエリオットの元にE.T.が再びやってきて再会するという内容でエリオット役にヘンリー・トーマスが出ていて本格的な作りの動画でした。
懐かしく微笑ましいもので少し「スターマン」の玉みたいなものも出てきたりで良いもの見れたなぁという気持ちはあったけど尺が短いCMなので内容的には浅く感動するまではいかなかった。最近色々な僕らが昔夢中になった映画のリメイクやら続編が出来て興味を唆り楽しませてくれていますが逆にもう作らなくても良いよ。というものもありますね。「E.T.」は続編は作らなくても良いと思える映画でした。
なのでちょっと複雑な心境。パロディCMとして真剣に丁寧に作られているものとして暖かくは見れたのでプチ・サプライズ・プレゼントとして楽しみました。
自作の「油揚げの儀式」で宇宙に行った広瀬と宇宙人が今になって帰ってきて真奈美ちゃんと再会するというようなものをちょっと作りたいというか見てみたい気もしちゃったのはココだけの話だ。宇宙人と真奈美ちゃんは既に一度再会するというマナーCMを作った事があるのでした。




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「ドクタースリープ」

2019年12月01日 | 映画
映画の日で入場料金1000円のレイトショーで映画「ドクタースリープ」を観に行きました。「シャイニング」の40年後の続編という事でそんな原作あったの知らなかったし、どんな内容だろうと興味深々でした。興味を唆る展開が過去・現在・霊界・現実を行き来して描かれてゾクゾクしながら見れました。最終的にはキングらしい結末を迎える映画でしたがちゃんとキューブリック監督の「シャイニング」の続編として成立してました。
キューブリック監督の「シャイニング」を原作者のスティーブン・キングは気に入っておらずテレビシリーズで制作し直して作ったものがありましたが全然結末が違い感動出来る内容だったのを覚えてましたが今回はようやく物語が元の鞘に収まったというか記憶も曖昧ですがオリジナルの原作の流れに纏まった感じもします。帰ってからDVDでテレビ版のラストだけ見直してみましたが、やはり結末は同じ感じでした。だけど今作は別な原作を元にしてるから別な展開も見せてくれるので面白く見れました。見ていて思い出した流れは「死霊のはらわた リターンズ」と昨日ながら見した同じ監督のホラー映画「オキュラス怨霊鏡」です。
演出や構成は同じ監督だからそっくり。ラストにあのホテルに向かうという流れのワクワク感というか盛り上がりも楽しめました。CGを派手にじゃなく雰囲気を盛り上げる為に上手く使っていて一見地味だけど緊張感を持って最後まで見せてくれました。演出も良かったけど、やはり物語が良かったですね。
詳しくは書かないけど「シャイニング」の名場面の再現というかよく出来た見せ場も沢山出てきました。
改めて映画「シャイニング」の良さとキングの原作の良さを同時に再認識出来る複雑だけど分かりやすい演出で見せてくれる見事な続編でした。




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