どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「クライ・ベイビー」

2023年05月16日 | 映画
昨日見たジョン・ウォーターズ監督の映画が良かったのでブルーレイで「クライ・ベイビー」も久しぶりに大画面にて鑑賞。
何度も見ている好きな映画ですが音楽も良かったですね。最近のアカデミー賞とかで賞を獲る映画って、どれも人種やジェンダー問題を扱ったものばかりなのが逆に鼻につきますが、本来なら差別無く色々な人間を当たり前のように描き変人と呼ばれるような人達を素敵に描いたジョン・ウォーターズ監督の映画みたいな方が素晴らしいと思えます。
色々と世間からは外れた人達を普通に楽しくクレイジーに魅力的に扱っているのが良いと感じます。今作では子供達が施設から集団で脱走する場面がとても清々しいものを感じれた。登場するキャラクターの個性が強くて憎めない良さと面白さが出た変人愛に溢れたミュージカル映画ですね。






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「KNOCK KNOCK ノック・ノック」

2023年05月16日 | 映画
キアヌ・リーブスも来店して食べたじゃんがらラーメンでこぼんしゃんを久しぶりに食べてからブルーレイで「KNOCK KNOCK ノック・ノック」を5.1ch 大画面にて鑑賞。
キアヌ・リーブスの普段からの人の良さみたいなものが感じられる主人公が美女2人に惑わされて最終的に酷い目に合う内容の映画です。初めて見た時はドキドキとイライラと恐怖も感じ最後は笑えたという記憶が残ってましたが結構忘れていた面もあり再度面白く見れました。でも流れは知っているので今回は何か笑えちゃう感覚と可哀想に感じる面が強かった気がしました。
美女2人はとても魅力的でしたが、あの展開は恐ろしかったですね。
色々と考えさせられるホラーでコメディのような変わった映画です。








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「悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲」

2023年05月15日 | 映画
ブルーレイで久しぶりに「悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の復讐」を5.1ch 大画面にて鑑賞。公開時には3Dで劇場で見ましたがあまり飛び出さずな印象で内容も正直ちょっと期待外れだったのですが何か憎めない面もあって嫌いでは無い映画でした。今日は変な期待も無く2Dで普通に見れて音響効果も効いてたりで入り込んで面白く見直せました。ラストはどうなるかは知ってたけど久しぶりに見たからかレザーフェイス側のソーヤ一家に感情移入出来て涙まで溢れちゃいました。まさか感動出来ちゃうなんて自分でも驚きでした。
そんな訳で色々と突っ込みどころはある映画だけどますます好きになれちゃいました。主役の女優アレキサンドラ・ダダリオも好きだしね。
オリジナル版のキャストも沢山出ているのも良いですね。特典映像も楽しく見れました。主要キャストに監督も既に亡くなってしまったのは悲しいですが最後に今作で再会してる姿が見れたのは嬉しいものでした。




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「I LOVE ペッカー」

2023年05月15日 | 映画
ブックオフで中古DVDを見つけて衝動買いしたジョン・ウォーターズ監督の映画「I LOVE ペッカー」を5.1ch 大画面にて初鑑賞。「ピンクフラミンゴ」の監督にしてはおとなしい内容の映画だと聞いていたが、しっかりちゃんとクレイジーでキャラの立った愛すべき変な人達が沢山出てくる映画で楽しめました。音楽の選曲も相変わらず良くてテンポ良く面白可笑しく普通じゃない人達の素敵な一面を色々と見せてくれました。写真家の話で芸術とは?とかテーマも良い感じで伝わってきます。
好きな写真家で写真集も昔買ったシンディ・シャーマンがちょい役で出てたりして驚きでもありました。今までに写真集を買ったのって5人ぐらいの写真家だったなぁ。
主役のエドワード・ファーロングやクリスティーナ・リッチが若くて結構古い映画だと再認識しましたが脂の乗った良い時期でしたね。
日本で劇場公開された時は単館系のオシャレ系映画として扱われていた記憶があります。劇場で予告編は見てました。
なかなかお気に入りの一本となりました。




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「ヴェンジェンス」

2023年05月14日 | 映画
少し前に見たニコラス・ケイジ主演の刑事もの映画がなかなか面白かったので更に刑事ものの映画「ヴェンジェンス」を鑑賞。原題にはa LOVE STORY との副題も付いてました。
題名から連想出来るまんまな内容の物語で面白くは見れたけど先は安易に読めちゃう展開でした。だけど役者陣の芝居も皆良くてしっかり感情移入して見れました。
バーで一度会って話したシングルマザーの女性がレイプされて親子が苦しむ姿を見て許せない怒りでニコラス刑事が代わりにレイプ犯達を復讐で殺してゆくという物語です。
そこに複雑な愛もあってラストは切なくも気持ちの良いものがありました。
今作もなかなか良かったです。




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「TAR ター」

2023年05月14日 | 映画
アカデミー賞とか沢山ノミネートされてて興味を持っていた映画「TAR ター」を殆ど予備知識も入れずに鑑賞。ジェンダー問題なんかを絡めたアカデミー賞とかが好みそうな内容でした。淡々と静かに展開するのですが3時間近くあり長いと感じました。
まぁ何とか飽きずには見れたけどイライラするような神経質な感覚で見れました。結構静かな場面が多いのに後の席の客がボリボリムシャムシャとポップコーンを食べる音が映画より際立って聴こえてました。
ポスターに狂気と書いてあったので、どんどん狂気に走るのは分かっていたけど狂気に走る理由がそんな流れだったんですね。という現代的なネットの炎上みたいなものの恐ろしさのようなものが感じられた。
もっと狂うのかと思ってましたが、そこまで狂気な芝居が見れる訳では無く何とも居心地の悪い感じというかそういうものが出ていたと思います。
色々と考え方とか理解出来る所や興味深い部分もありましたが主人公に感情移入出来た訳では無く覚めた視点で眺めていたような鑑賞でした。
レズビアンのドロドロとした嫌な恐ろしさという点でデ・パルマ監督の「パッション」でも感じた雰囲気があったように思いました。今作はサスペンススリラーというよりアート系ドラマ映画的に。




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「コード211」

2023年05月14日 | 映画
ニコラス・ケイジ主演のアクション映画「コード211」を鑑賞。アクション見せたいからみたいな都合の良い筋書きの物語でしたが脚本がなかなか良く出来ていてアクションだけでなく黒人の学生の物語等、キャラクターの背景等もしっかりしていて飽きずに引き込まれる構成で面白く見れた。最後も気持ち良く締めくくられる娯楽作に仕上がっておりました。ニコラスの刑事役も安定の芝居で良かったです。なかなかの拾い物といった良作だったと思います。







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「マップ・トゥ・ザ・スターズ」

2023年05月13日 | 映画
デビッド・クローネンバーグ監督の「マップ・トゥ・ザ・スターズ」を鑑賞。ハリウッドの暗部を生々しく描いた内容でリアルっぽい面とおとぎ話っぽい面がある変わった内容の作品でした。クローネンバーグ監督の内臓感覚や変態的な要素の面白さは無くて冷たい異質な愛が描かれた感じの映画でした。豪華な役者陣が登場して、それぞれが良い芝居を見せてくれますが中でもジュリアン・ムーアが強烈な印象を残しました。映画スターがウンコして屁をたれるという描写はなかなか無いのでね。ハリウッドのスターやセレブの人間関係の大変さや面倒臭さも感じれましたが人間臭さも感じれて良かったです。
群像劇で幾つかの普通じゃない生い立ちの人間像がハリウッドという特殊な環境の中で描かれてました。
少し興味深くはあるが特別に感情移入出来る人物がいる訳でも無く流れを追って観察していたような感じで見終わりました。






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「悪魔のいけにえ3 レザーフェイスの逆襲」

2023年05月12日 | 映画
DVDで「悪魔のいけにえ3 レザーフェイスの逆襲」を5.1ch 大画面にて久しぶりに鑑賞。
初めてレンタルビデオで見た時は画面も暗くて全体的に何かイマイチだった印象でDVDで見直した時は思ってたより良かったという印象でした。そして今日見直しての感想はやっぱり何かイマイチな面が目立つ印象でした。黒人のケン・フォーリーが登場する所あたりから睡魔にも襲われて木の所で女が殺される所までの記憶が飛んでました。後で見直して分かったけど結構な時間落ちてたね。全体的にしっかりと作られてる映画で特殊メイク効果とか見せ場もあるし役者陣も頑張ってるんだけどメインのレザーフェイス他の結末があっさりし過ぎというか急に都合良くやられる感じが消化不良気味でした。両手大怪我してる筈の主役の女が覚醒したのか強すぎる活躍を見せる展開に醒めつつも女優の眼力ある芝居になんか良いものも感じたりもした。ラストの車の場面は嫌いでは無い。どうせなら車でバックする時に死体を再度轢くとかしてくれたら良かったのに…とは思いましたが。エンドロールで90年にこんな感じの音楽流行ってたなぁという曲が流れ久々に聴きました。






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「新・刑事コロンボ 殺意のキャンバス」

2023年05月11日 | 映画
刑事コロンボは昔テレビ放送で色々と見た大好きなドラマでした。通算50作目にあたる暫く間が空いての新シリーズは今迄見た事が無かったのですが本日ようやく鑑賞。
画角も4:3のテレビサイズじゃなく16:9の画角に変わってました。
第50話「殺意のキャンバス」
元妻、妻、モデルの愛人の3人と一緒に暮らしているという生活を送る支配欲の強い有名画家が元妻を殺し、過去の別な殺人事件も浮かび上がってゆくという内容。
忘れてたけど最初の30分くらいは最初の殺人が起きるまでの流れが描かれてて思ってたより長いなとも思いコロンボが事件に絡むまでは別なドラマを見てるような感覚になりました。コロンボが登場するが僕がよく見ていた時代よりも随分と間が空いているので演じるピーター・フォークも老けているのですが不思議と全然違和感無く普通に見れるイメージ通りのコロンボでした。
コロンボが絡んできてからは、懐かしい流れや展開を面白く見れました。
夢の暗示の白黒の場面が印象的でしたが内容的には結構強引な結末への導きでした。
特別に良かったという感じでは無く安定の定番な作品といった感じかな。




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「食人族 4Kリマスター無修正 完全版」

2023年05月10日 | 映画
仕事帰りに先輩と新宿シネマートへ「食人族 4Kリマスター無修正 完全版」を観に行きました。昔、中学生の頃に話題になりVHSで初めて見た時は衝撃でした。後にYouTubeで字幕無しでは見直した事はあったけど何度も見直したい映画というものでも無く印象に残ってる一部を除き忘れている面も多かった。
大スクリーンで字幕付きで4Kリマスター無修正 完全版というのはなかなか見れない機会だと思い劇場まで足を運びました。
4Kリマスターの映像は思ってた以上に高画質で驚きました。前から3列目で見たので画面も大きく見れて迫力がありました。
久々に見てもインパクトのある映画でした。細かく忘れていた残酷場面もあったりして衝撃を受けたりもした。亀は覚えてたけど他にも色々動物が殺されてました。
大筋は覚えてたけど台詞の意味までは覚えてなかったので今回、会話の内容からも興味深く見れて、なかなか社会派というか考えさせられるものもありました。最後のテロップも皮肉が効いてましたね。
随分と昔の映画ですがメッセージ性と見せ物的なものと残酷さとエロで今でも凄いと思える映画でした。無修正という事で性器も内臓も見えちゃってます。今回短いけど気が付いたのは最初に殺される男は性器を切られた後に目玉を抉り出されていたようでした。色々と今迄見えて無かったような描写が大画面の高画質で見れました。
音楽がとても美しくて真逆な映像をより際立たせつつ切なく重くもあり救いでもある素晴らしいものでした。
エンドロールの名前を見ていて気が付いたのは助監督は「デモンズ」のランベルト・バーバだったという事。






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「フライトナイト」

2023年05月10日 | 映画
ブルーレイで久しぶりに「フライトナイト」を5.1ch大画面にて鑑賞。初めて劇場で見たホラー系映画で大好きな作品です。
コメディの要素が強くて当時人気だったような音楽が沢山聴けるのも魅力で懐かしくもあり良かったです。キャラクターが生き生きしていて面白く見れます。そして特撮や特殊メイク効果なんかも見応えがあって久々に見ると記憶よりも良く出来ていたしデザイン的にも素敵でした。人間から狼に変身するものはよく見るけど逆に人間に戻る様をじっくり見せてくれるというのも新鮮でした。
改めて見ると恋人のエイミーとヴァンパイアのエロティックな視線や踊りの場面がとても良く感じて噛まれた後の女優の変貌ぶりも凄く良くて好きな場面となりました。
役者陣は皆とてもハマっていて素晴らしかったです。
ブラッド・フィーデルによる妖しげな曲もとても好き。




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「悪夢の惨劇」「シンシア/悪夢の惨劇」

2023年05月09日 | 映画
なかなか日本盤が出ないから字幕無しの海外盤ブルーレイを買ってしまった「シンシア/悪夢の惨劇」ですが中古の日本語字幕入りDVDを見つけて買い直ししてステレオ大画面にて久々に鑑賞。音楽の使われ方がなんか好きで人が死ぬ場面で効果的に使われてます。
主演女優のジェニファー・ルービンが美しく見ていて飽きません。物語は既に知ってはいるけど予想外の展開が繰り返されます。
最後は何か無理矢理に話をまとめたような強引な展開ですがB級娯楽スリラーとしてはまぁ良かったかな。最後のガンズ・アンド・ローゼスの曲の勢いで全て帳消しというか好きな80年代ホラー映画となりました。
ブルーレイには別エンディングも収録されてたけどDVDには特典は何も無しでした。






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「大アマゾンの半魚人」

2023年05月08日 | 映画
DVDで「大アマゾンの半魚人」を久々に鑑賞。白黒映画だけど左側に青い線がずっとあるのが残念なソフトでした。だけど映画はやっぱり良くて半魚人のデザインや動きも素晴らしい。紅一点のヒロインと水中撮影の美しさと半魚人の泳ぎが見所で大好きな場面です。何気に人間ドラマも対立等がしっかり描かれていて考え方の違いや環境についても考えさせられるものもありました。
映画「ジョーズ」に影響を与えたであろう場面や音楽が見られもした。
全体的には綺麗なヒロインと半魚人と水中撮影の美しさを奏でるような映画だと思います。元は3Dで撮られているので3Dでも見たいですが特典映像の解説を見ると3D技術がイマイチだったとか…ブルーレイでは3D版も収録されてるようだけど3D見れるテレビ持ってないから見れません。ブルーレイはビスタサイズのようですが今日見たDVDは上下に余裕のあるスタンダードサイズ。今迄もこのサイズの画角で見てたのでなんかしっくり来るのはこちらです。






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「透明人間」

2023年05月08日 | 映画
白黒の古い映画「透明人間」を鑑賞。随分と昔に一度見ているが結構忘れていた。久々に見ると思ってた以上に沢山特撮映像の場面もあり昔の作品なのによく出来てたなぁと感心しちゃいました。
透明薬の影響で凶暴化してしまうのが何というか物語としては起伏も出て面白いのだけど殺人まで平気でやっちゃうので感情移入は出来ないキャラクターでした。ユニバーサルホラーのモンスターには哀しみがあるのが好みだったんですが今作にはそれが無いのでした。だけど変なユーモア感じる部分もあったりして面白くは見れました。
あまり活躍しない紅一点のヒロインはタイタニックの女優グロリア・スチュアートの若い頃との事。瞳が綺麗な女優さんでしたね。
今作の魅力はやっぱり透明人間の特撮映像と包帯姿の存在感ある顔のデザインでしたね。






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