栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

ヤシカエレクトロ35

2008-11-16 23:10:33 | 雑記
私が最初に使ったカメラ。

小学生の5年か6年の時、父が買ってきた。

当時のカメラは

絞り・シャッタースピード・ピント

の三つをあわせて、シャッターを切るというもの。

ところがこのヤシカエレクトロ35は

絞りをあわせると、シャッタースピードは自動で変化するという

当時の最新鋭機能を装備していた。(笑)

したがってカメラに頼りっきりの私は

いまだにフルマニュアルはむずかしい。(笑)

っていうか~今時フルマニュアル使ってる人いるのかな?

フィルムを買うとき、白黒にするかカラーにするか迷ったものです。

カラーの方が現像が高かったからね。

12枚撮り・24枚撮り・36枚撮りとあって

これも今考えると笑っちゃうような枚数なんだけど

1枚も無駄にできないという思考が働いて

なかなかシャッターが切れなかった。

したがって、腕も上達しない。(笑)

父が警察官だったので、警察署の暗室で現像などやったものです。

赤い光のなかで、印画紙に画が出てくるのは感動だったなあ。

いま気付いたんだけれど

警察署の暗室を使ってよかったんだろうか?(笑)

まあのんきな時代だったのかなあ。

写真一枚撮るのも大掛かりで

私の子供のころはさすがにマグネシウムを焚いたりはしなかったけど

フラッシュを焚くたび、球を交換しなくてはならなかった。

これが熱いんだ。

たかだか写真一枚撮るのに、ぼわっとマグネシウム焚いたりして

シャッターチャンスもなにもあったもんじゃない。

儀式みたいなものですね。

そういえば、レコード聴くときも

ジャケットから出して、スプレーしたり、ほこり取りクリーナーで拭いたり

ターンテーブルにセットして、針をおとすまで儀式のようだったなあ。

日本人はそういう手順がすきなんですかねえ。

そんなわけで、昔の写真は貴重なんです。

枚数がないから。

でもいまは逆にありすぎて、探すのにほねがおれる。(笑)








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