お宮参りに行きました

2010-01-09 21:00:00 | 雑感
9日は昨年12月に生まれた孫のお宮参りでした。上田市の生島足島神社に行きご祈祷をしていただきました。この日は大安だったこともあり、お宮参りの方が大勢見えられていました。寒い日でしたが無事にお参りをすませ、料理屋さんで食事をしました。孫たちが元気で育って欲しいものだと思います。そのためにもいい世の中にして行かなければならないと感じています。今度生まれた孫が二十歳になる頃には私たちは80才です。それまで元気でいたいものです。

午後はまた「議会だより」配りとあいさつまわりです。途中知人のお宅でお茶をご馳走になったり、ご無沙汰している友人との旧交を温めたり、農業政策についてご意見をいただきました。そんなこんなで時間ばかりかかってしまいました。夕方4時を過ぎるともう暗くなり寒くなってきましたので途中で切り上げて帰宅しました。

6時からは東御市9条の会の世話人の新年会でした。昨年平和を語り継ぐつどいを開催し多くの方々にご参加いただきました。その反省とこれからの取り組みについて話し合いました。おいしい料理とお酒に満足しました。

早めにお開きになり歩いていたところ「若林議員さんですか」と声をかけられました。見ると私の知らない方でした。以前議会傍聴に行った時に私を見かけ、一般質問で私が指摘した土地開発公社の財務問題について共感したとのことでした。お話はこれからのまちづくりのことについてでした。立ち話でしたが貴重なお話をお聞かせいただきました。

そこで感じたのは多くの市民が市政について考え始めているということです。私自身「市民の声を市政に届ける」ということをスローガンに掲げていはいますが、実際に市民の方から市政のあり方についてご意見をお聞きすることはそんなに多くはありません。協働のまちづくりとは言っても、これまではパートナーとなるべき市民の姿が見えてこないというのが実際のところでした。

今日半日で何人もの方々から貴重なご意見をいただきました。何かこれを一過性のものにするのではなく、市政について自由闊達に話し合うことのできる場があればと感じました。

誰しも、何かしゃべったら後でしっぺ返しをされるようなところで話そうとは思いませんし、誰も聞いてくれないのに真剣に話そうとは思いません。あたりまえのことです。だから市民がモノを言わないのではなく、何でも自由闊達に話せる「場」と、それを真摯に聞く「耳」が必要だったのだと思います。

今年はそんな「場」づくりに取り組むことができればと感じました。もし関心のある方がいらっしゃいましたらご連絡いただければと思います。

6人にひとりが自殺を考えた!

2010-01-09 02:58:07 | 病院改革
「18%-自殺・心中考えた」。これは1月5日の信濃毎日新聞の第一面の見出しです。こんなショッキングな見出しがおどったのは認知症介護の実情を探るため行ったアンケートをまとめた記事の中です。信濃毎日新聞社は昨年末、認知症介護の家族を対象に、介護の現状・地域とのつながり・ケアや医療面など44項目にわたってアンケートを実施、県内外の966人から回答を得たそうです。

この日の信濃毎日新聞は4面にわたりアンケートの結果を詳報。認知症の連載コラムも始まり、認知症介護の問題点について多角的に報じていました。一地方新聞社がここまで踏み込んで報道するのはきわめて異例で、この問題に対する同社の意気込みが感じられました。

アンケートの結果によれば自殺や心中を考えたことが「ある」とした方は18%(長野県12.8%)。介護相手の内訳は「親」が53.5%、「配偶者」が40.1%。家族構成は「2人暮らし」が33.7%で最多。介護のもっとも大きな負担は「精神的な負担」が58.4%。将来については「かなり不安」「不安」が合わせて83.2%となっています。

記述欄には記憶障害や徘徊、暴言に悩むなど介護への疲れ、介護者自身も高齢化し先が見えない不安、親族など周囲の無理解による孤独を訴える人が目立つそうです。

私自身一昨年母を亡くしましたが、亡くなる数年前から軽い認知症の症状が出始め、お金のことで私とトラブルになったことがありました。私が母のお金をとったと疑われたのです。その当時私は認知症のことなどよく分かっておらず、疑われたことがショックで言い争いになりました。母は兄や弟が帰省した時などそのことを話したりしていましたので、疑われているのではないかと思ったりしたものです。

最近では認知症も広く知られるようになりましたが世間の理解はまだまだこれから。専門家のお話では、こうした厳しい状況に置かれた介護者の気持ちを汲み取り心のケアをする仕組みを整える必要があるそうです。自治体では孤立した家族の支援のために「認知症サポーター」の養成に取り組んでおり、県内では2万人が活動しているそうです。しかしわが東御市はなんと4人。お隣の上田市が2022人、小諸市が64人と比較するとその実態はお寒いかぎりです。

認知症介護者問題についてさらに勉強しようと思っています。

うれしい年賀状をいただきました

2010-01-09 02:14:52 | 議会活動
8日も一日いい天気でした。午後までかけて北御牧地区へあいさつ回りをしながら「議会だより」を配りました。北御牧地区は住宅が点在しているので時間がかかる割にはなかなか効率があがりません。午後4時から議会の広報委員会がありました。今年初めての委員会です。12月議会の内容をまとめるため、議員から寄せられた原稿の校正をしました。私も2本の原稿を書きました。自分の一般質問と市議会全員協議会の内容をまとめました。毎回市民の方に読まれる議会報にしたいと思っているのですがなかなか思うにまかせません。夕方6時からは市民団体の新年会に出席しました。

夜自宅に帰ってみると年賀状が届いていました。その中に市民の方から「議会だより」についての感想を綴った年賀状がありました。まだお会いしたことのない方からでした。

「新年を迎え、新たな気持ちで頑張る姿勢を議会だよりの中で拝見させていただきました。”市民の願いを市政に”いつもの議会だよりで感じ、目線が我々と同じ所にあり、久方ぶりの存在感ある議員と痛感している者であります」
こんな書き出しで、私にとっては身にあまる言葉を綴られていらっしゃいました。

これまで行ってきたことをご理解いただき議員としてこれ以上の幸せはありません。さらに市民の立場に立ち、市民の目線で活動して行きたいと思っています。私にとってなによりのお年玉となりました。ありがとうございました。

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