ホームページを考える(2)

2010-01-21 22:50:55 | 議会活動
21日は朝から雨でした。大寒だというのに、昨日と今日と二日続きの季節はずれのこの暖かさは異常です。家族は皆それぞれ外出。私は久しぶりにゆっくりと読書にふけりました。午後、研修会への送迎バスの中に忘れ物をし、福祉センターに取りに行きました。

さて、本日は東御市議会のホームページを考えてみたいと思います。この管理は議会事務局で行っているようです。これまで内容について問題になったことはありません。しかしホームページは「市議会だより」と同様に議会の重要な情報発信のツールです。その内容を見直すべき時に来ているように思います。


上記は千代田区議会のホームページ です。ご覧いただいてお分かりのように掲載されている情報量が東御市と比較にならないほど多彩です。何よりも千代田区議会として単独のホームページになっています。東御市の場合は市のホームページに付属して作られているため、直接市議会のホームページにリンクを張ることはできません。


掲載されている情報の中で特徴的なのは千代田区議会の場合は、議案や請願・陳情に対するそれぞれの議員の賛否の状況が一覧で掲載されていることです。議員にとって一番重要なことは市当局から提出された議案を審議し決定することです。東御市の場合はどの議員がどの議案に賛成したのか反対したのかまったくわからず、議員としての行動がブラックボックスになっています。オープンにすべきではないでしょうか。

議会活動がもっと市民に見えるようにすることが必要です。委員会や会派の視察報告なども掲載すべきですし、議員の報酬や政務調査費の支出状況も載せるべきではないかと思います。「開かれた議会」にするためにホームページの見直しが求められています。

ホームページを考える(1)

2010-01-21 06:22:09 | 雑感
最近東御市のホームページ が変わったことをご存知でしょうか。

新しいホームページは従来のもの以上にたくさんの情報が詰まっています。しかし残念なことに単に情報が雑多に詰め込まれているように見えます。見たときに楽しさやはなやかさが感じられず、無機質で温かみに欠けているように思います。「さわかかな風と出会いの元気発信都市」という東御市のキャッチフレーズが生かされていません。

まず画面回りに色彩感が欠けています。情報もこれでもかこれでもかと並べてあるだけ。何を訴えたいのかメッセージ性が欠けています。大切な情報もあるのですが、それがどこにあるのか分かりにくいと思います。例えばこのホームページから上田ハローワーク 就職情報を入手できるようになったのですが、そのことがはっきりと書かれていません。ホームページ全体の構成がわかりにくいのも問題です。

音声読み上げツールに対応しており、ハンディキャップある方にとっては便利になりました。しかしどのように使ったらいいのか書いてありません。

東御市議会がホームページのどこにあるのか探してしまいました。関連サイトの中にありましたが病院やホールなどとごちゃまぜ。できれば別にしてもらえるといいのですが。全体を通して感ずるのは情報の切り口をどうするのか、どのような道筋で市民に情報を発信するのかという基本的な思想が欠けているように思います。

見て楽しく、もっとためになり、もっと東御市のことを知りたいと思うようなそんな魅力的なホームページしていただけたらと思います。

それにしても市はさまざまなことに対して、市民からのパブリックコメントを求めるのに、市民との重要なインターフェイスであるホームページについて意見公募を求めないのでしょうか。市民にとっての使いやすさが第一だと思うのですがいかがでしょうか。

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