事業仕分け講演会に参加

2010-01-24 22:48:21 | 議会活動
24日は松本で行われた事業仕分けの仕掛け人、元我孫子市長福島浩彦さんの講演会に出かけました。福島さんは中央学院大学教授、東京財団上席研究員。これまで市民自治を理念に下自治体改革に取り組んできました。政権交代後は、政府の行政改革刷新会議ワーキンググループに参加し、事業仕分けを仕切りました。

最初の印象は小柄で少年のような面影を持った方でした。しかし話し始めるとそうした印象は一変。やや甲高い声で、身振り手振りを交えて、情熱を込めてお話していただきました。彼はこれまで3期にわたり我孫子市長を努め、その前は我孫子市会議員を3期努めており、長く地方自治の現場に身を置いてきた人です。

お話はとてもわかりやすく説得力があり、これからの議会改革を進める上で大変参考になるものでした。まさに目からウロコでした。そのほとんどが納得できるものであり、私自身が考えていたことでもありました。こうした方が地方自治の現場にいらっしゃったということ自体驚きでした。

質問の時間があったので住民投票についてお聞きしました。いま長野県ではあちこちの市で市民会館の建設が問題になっています。その中で長野市では市長が建設を決めたのに対し、佐久市は建設の有無を決めるのに住民投票を実施しようと考えています。佐久市議会からは「建設の有無を決めるのは市長と議会だ。住民投票は責任回避だ」との意見も出ているそうです。福島さんは重要な案件について市民の意見を聞くのは当然のこと、我孫子市では常設型の住民投票条例を作ったと述べられました。

今回の講演会は松本市議会議員である山崎さんからのお誘いでした。おかげさまでとても充実した時間を持つことができました。

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