議会改革委員会で一般質問方式を検討
26日は終日議会の仕事がありました。まず午前中は議会改革委員会です。テーマは一般質問の実施方法についてです。これまで東御市議会では一般質問は一括質問、一括答弁方式で行ってきました。すなわち行政に対する質問はまとめて行い、まとめて回答してもらうというやり方でした。しかも再質問、再々質問までと回数も決められています。このやり方は聞いている市民にとってはわかりにくく、ひとつ一つ順番に行うやり方、すなわち一問一答方式のほういいのではないかという意見がありました。
世の中の流れは一問一答方式で、すでに小諸市や上田市で採用しています。そこで昨年12月、両方の議会を視察しました。両方の議会を見学したのは私ひとりでした。見学した感想は一問一答方式と言っても議会によってずいぶん違いものだということでした。両議会の皆様には大変お世話になりました。
上田議会は質問時間が質問・回答を含めて45分で、どのように質問するかは質問者によって異なります。時間の大部分をご自分のご意見の発表に使う方もいましたし、本当に一問一答で行う方もいました。全体で45分と決められていましたので、行政側の回答の仕方によっては質問者の時間がなくなってしまうという問題点もありました。
これに対し小諸市議会は最初の質問だけは一括質問一括答弁方式で、次の質問からは一問一答方式で行っていました。時間も60分でゆとりがあり、同じ質問を何度も繰り返す人もいました。
委員会ではお互いに率直に話し合い白熱する場面も見られました。その中で、これからの方向性として3つのやり方を検討することになりました。第1は従来どおり一括質問一括答弁方式、第2は一括質問一括答弁方式か一問一答方式かは本人が選択するもの、最初は一括質問一括答弁で、次の質問からは一問一答方式とするものの3つです。いったん会派に持ち帰って検討するということになりました。
この間の議論を聞いていて変えることの難しさを感じました。どうしても慣れ親しんだやり方から離れることには抵抗があるようです。検討の視点は市民にとっての分かりやすさであるべきですが、自分にとってのやりやすさになっているように感じました。さらに議論する必要があります。
会派の視察報告がありました
午後はこれまで各会派ごとに行った行政視察の報告会でした。清和会は鹿児島県霧島市・指宿市、公明党は沖縄県豊見城市・うるま市・那覇市、共産党は岩手県葛巻町、のぞみの会は福島県会津若松市・下郷町(大内宿)について報告がありました。
私はさわやかな風の会が11月に行った視察の内容を報告。ポイントは鳥取県境港市・誠道小学校の芝生化への取り組みでした。いま東御市では保育園の芝生化が問題になっており、今回の視察は大変参考になりました。詳細はこのブログのブックマークをご覧ください。最後に無会派の蓮見議員の各種研修に参加報告がありました。
行政視察は市民の目からすると物見遊山と受け止められがちです。問題はそれを東御市の中でどう生かすかということです。見聞を広げただけということのないようにしたいものです。
全員協議会で本庁舎建設計画が提示
全員協議会では舞台が丘整備計画の中の市役所本庁舎増改築基本計画案が示されました。昨年の基本構想では本庁舎は4階建てでしたが、今回の案では3階建てに抑えたものになっていました。これにより日照を含む景観上の問題が解決し、工期も短縮され、経費の1億3千万円抑制でき、既存建物の継続利用ができるそうです。議会棟は新築ではなく改修ということになりました。
この案はこれから各地域で説明会を開催し意見を求めるそうです。全体のスケジュールとしては22年度は詳細計画の立案、23年度から建設に着手。この間は仮庁舎で業務を行い23年度中に完成、その後別館、旧図書館、中央公民館、勤労者会館などを2年間かけて順次改修する予定だそうです。計画案は今後広報にも掲載されると思いますのでご覧ください。ご意見がありましたらどうぞお寄せください。
26日は終日議会の仕事がありました。まず午前中は議会改革委員会です。テーマは一般質問の実施方法についてです。これまで東御市議会では一般質問は一括質問、一括答弁方式で行ってきました。すなわち行政に対する質問はまとめて行い、まとめて回答してもらうというやり方でした。しかも再質問、再々質問までと回数も決められています。このやり方は聞いている市民にとってはわかりにくく、ひとつ一つ順番に行うやり方、すなわち一問一答方式のほういいのではないかという意見がありました。
世の中の流れは一問一答方式で、すでに小諸市や上田市で採用しています。そこで昨年12月、両方の議会を視察しました。両方の議会を見学したのは私ひとりでした。見学した感想は一問一答方式と言っても議会によってずいぶん違いものだということでした。両議会の皆様には大変お世話になりました。
上田議会は質問時間が質問・回答を含めて45分で、どのように質問するかは質問者によって異なります。時間の大部分をご自分のご意見の発表に使う方もいましたし、本当に一問一答で行う方もいました。全体で45分と決められていましたので、行政側の回答の仕方によっては質問者の時間がなくなってしまうという問題点もありました。
これに対し小諸市議会は最初の質問だけは一括質問一括答弁方式で、次の質問からは一問一答方式で行っていました。時間も60分でゆとりがあり、同じ質問を何度も繰り返す人もいました。
委員会ではお互いに率直に話し合い白熱する場面も見られました。その中で、これからの方向性として3つのやり方を検討することになりました。第1は従来どおり一括質問一括答弁方式、第2は一括質問一括答弁方式か一問一答方式かは本人が選択するもの、最初は一括質問一括答弁で、次の質問からは一問一答方式とするものの3つです。いったん会派に持ち帰って検討するということになりました。
この間の議論を聞いていて変えることの難しさを感じました。どうしても慣れ親しんだやり方から離れることには抵抗があるようです。検討の視点は市民にとっての分かりやすさであるべきですが、自分にとってのやりやすさになっているように感じました。さらに議論する必要があります。
会派の視察報告がありました
午後はこれまで各会派ごとに行った行政視察の報告会でした。清和会は鹿児島県霧島市・指宿市、公明党は沖縄県豊見城市・うるま市・那覇市、共産党は岩手県葛巻町、のぞみの会は福島県会津若松市・下郷町(大内宿)について報告がありました。
私はさわやかな風の会が11月に行った視察の内容を報告。ポイントは鳥取県境港市・誠道小学校の芝生化への取り組みでした。いま東御市では保育園の芝生化が問題になっており、今回の視察は大変参考になりました。詳細はこのブログのブックマークをご覧ください。最後に無会派の蓮見議員の各種研修に参加報告がありました。
行政視察は市民の目からすると物見遊山と受け止められがちです。問題はそれを東御市の中でどう生かすかということです。見聞を広げただけということのないようにしたいものです。
全員協議会で本庁舎建設計画が提示
全員協議会では舞台が丘整備計画の中の市役所本庁舎増改築基本計画案が示されました。昨年の基本構想では本庁舎は4階建てでしたが、今回の案では3階建てに抑えたものになっていました。これにより日照を含む景観上の問題が解決し、工期も短縮され、経費の1億3千万円抑制でき、既存建物の継続利用ができるそうです。議会棟は新築ではなく改修ということになりました。
この案はこれから各地域で説明会を開催し意見を求めるそうです。全体のスケジュールとしては22年度は詳細計画の立案、23年度から建設に着手。この間は仮庁舎で業務を行い23年度中に完成、その後別館、旧図書館、中央公民館、勤労者会館などを2年間かけて順次改修する予定だそうです。計画案は今後広報にも掲載されると思いますのでご覧ください。ご意見がありましたらどうぞお寄せください。