
短距離競争ではみんな一生懸命に走っていました。

市長はお一人おひとりにお祝いの言葉をかけていました。
9月26日は朝から快晴。絶好の運動会日和でした。ご招待いただいた地元の滋野小学校に着くと、すでに会場は準備は万端整いご家族の皆さんも大勢いらっしゃていました。競技は高学年の短距離走から始まりました。みんな一生懸命です。さすがに高学年ののお兄さん、お姉さんらしく走っても迫力があります。低学年の児童による踊りはとてもかわいらしく微笑を誘われました。
午後からは中央公民館で金婚祝賀式が行なわれました。今年金婚式をお迎えになるご夫婦は89組、そのうち65組の方が出席されていました。市長と老人会長さんからお一人おひとりに慶祝状と記念品が送られました。
この皆さんが結婚されたのは昭和35年、1960年です。時代は政治の季節でした。安保条約の改定に反対する集会やデモが行なわれ岸内閣は総退陣。秋には社会党の浅沼氏が暴漢に刺殺されるなど騒然とした時代でした。そんな中、岸内閣の後を次いだ池田首相は所得倍増計画を発表。これを契機に時代は高度経済成長へと大きく舵を切ります。相撲は栃錦、若乃花の栃若時代。巨人は川上氏が監督に就任、流行歌は「アカシアの雨がやむとき」、テレビでは「怪傑ハリマオ」が放送されていました。映画「三丁目の夕日」そのままの時代です。
まさに坂の上の雲を目指して高度経済成長を駆け抜けてこられた世代です。日本の発展を支えてこられたといっても過言ではないと思います。本当に半世紀にわたりご苦労様でした。
先日は東部中学校の50周年を祝い、この日は50年目の結婚記念日を祝ってきました。