語る会と滋野地区ガイドブック

2010-09-29 04:31:24 | 雑感
一昨日の夜遅く、東京から下の娘がぶどうの出荷のお手伝いに来てくれています。ちょうど2泊3日で手伝いに来てくれていた弟と入れ違いになりました。来週は横浜から兄が来てくれます。そして時々上の娘夫婦が孫たちを連れてにぎやかしに来てくれます。ぶどうが兄弟や子供たちの絆となっています。

28日は朝から雨。秋のお祭りのためののぼり立てが延期になりぶどうの出荷に家族で精を出しました。昼に知人の葬儀に出席。午後から市民病院で「市民病院と要望を語る会」に出席しました。この会も今回で19回を数えるそうです。事務長も院長もあいにく都合がつかず病院からの参加は4名でした。10月に開局するFMとうみのスタッフの方が取材に見えていました。参加された方からはご自分の経験を踏まえて市民病院にかかって良かったとのお話しや、改善を求める言葉が述べられていました。

毎回参加していて思うのは、一般市民や患者さんと病院や医師・看護師が医療のあり方についてフランクに話し合うことなど普通は考えられないことですが、ここではそれが実現できているということです。市民が市民病院を地域の財産と思っていること、そしてさらに市民のために頑張ってほしいと願っていること、病院側もその思いを共有し市民の声に耳を傾けていること、素晴らしいことだと思います。市民の皆さんからの寄付でまかなわれている「語る会だより」もいよいよ第3号が発行されます。

夜は滋野地区ガイドブック編集委員会が農協の支所でありました。30名ほどの方が参加されていました。私は委員の一人として参加したつもりでしたが、事務局の一員となっており当日の司会をおおせつかりました。どうやらこの事業にどっぷりと浸かることになりそうです。

こうした地区を紹介するガイドブックはすでに和(かのう)地区や祢津(ねつ)地区でできており、それを参考にしながら話し合いました。活発な意見交換会がありその中で「滋野地区ガイドブック」のあり方が見えてきました。

それは単に滋野の名所旧跡の紹介にとどまることなく、滋野の子供たちが読んで地域をよりいっそう理解することができ、ふるさとを愛する気持ちを育むことができるものということです。各区の紹介とともに滋野の成り立ちや歴史や伝統、現在の滋野のありよう、そしてこれからの滋野の発展方向も盛り込むということになりそうです。

しかし詳細にわたってアウトラインを固める必要があるとのことで、役員と事務局でたたき台をつくり再度編集委員会に提示するということになりました。

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