きょうは5月11日、朝から激しい雨が降っています。2ヶ月前の3月11日、午後2時46分からこの国の歴史が変わりました。亡くなった方、行方不明の方は2万4千人、いまだに避難所暮らしを余儀なくされている方は12万人にも及んでいます。
昨日は所用で安曇野市まで出かけてきました。そんな出先で「読売新聞特別縮刷版-東日本大震災1か月の記録」という本を買ってきました。3月11日から4月11日までの1か月間の読売新聞がそのまま縮刷されています。この歴史的事件のありようを残したいと思っていたのでグッドタイミングでした。
虫眼鏡を使ってあらためて細かい文字に目を走らせ、この1か月間のことを振り返ってみるとあまりの惨状に心がくじけそうになります。読み進めるのがつらくなります。そんな中、「臨時のFM局続々開局」という記事が目を引きました。「ゴミ出しから買い物、学校、住まいの確保まで、きめの細かい情報が求められる。今は地域の放送局の力を最大限発揮する時」と報じていました。
東日本大震災に見舞われた被災地では地元のコミュニティFM局が次々に開局され、震災10日後で12局にもなったそうです。
11日には花巻市(FM0ne)、12日には岩手県奥州市(奥州エフエム)と茨城県鹿島市(FMかしま)、14日には茨城県つくば市(ラヂオつくば)、15日には宮城県大崎市(おおさきさいがいFM)が開局しています。16日には宮城県登米市(H@!FM、はっとエフエム)、そして福島市(FMポコ)、宮城県石巻市(ラジオ石巻)の3局が開局しました。その後18日宮城県塩釜市(BAY WAVE)、19日に岩手県宮古市(みやこさいがいエフエム)、20日宮城県岩沼市(ほほえみ)、21日宮城県山元町(りんごラジオ)となっています。
その後ネットで調べましたら以下の通りなんと21局にも及びます。地域における情報伝達の手段としてコミュニティFM局の重要性が認識されての結果だと思います。そしてその多くが市民ボランティアの手によるものです。
こうした中で災害時におけるコミュニティFM局の有効性が、あらためて注目されています。幸い東御市においても昨年10月に「FMとうみ」が開局しています。緊急ラジオの配布も始まっており、もし市内に大きな災害があった時にも十分対応できる態勢が整っています。まさに先を見越した施策だったと思います。「FMとうみ」にはこれからも地域の身近なコミュニケーションとしての活躍を期待しています。
▼東日本大震災にともなう臨時災害FM局(4月15日現在)
【岩手県】<地名・周波数・開局日>
・宮古市(77.4MHz、3月19日)みやこコミュニティ放送研究会
・山田町(76.7MHz、3月17日)IBC岩手放送
・釜石市(86.0MHz、4月 7日)
・花巻市(78.7MHz、3月11日-4月3日/3)FMOne
・奥州市(77.8MHz、3月12日-3月29日)奥州エフエム
・大船渡市(78.5MHz、3月28日)奥州エフエムが支援
【宮城県】<地名・周波数・開局日>
・気仙沼市(77.5MHz、3月22日)H@!FMが支援
・登米市(76.7MHz、3月16日)H@!FM
・大崎市(79.4MHz、3月15日)おおさきFM放送局
・塩釜市(78.1MHz、3月18日)BAYWAVE
・石巻市(76.4MHz、3月16日)ラジオ石巻
・名取市(80.1MHz、4月 7日)
・岩沼市(77.9MHz、3月20日)エフエムいわぬま
・亘理町(79.2MHz、3月24日)FMあおぞら
・山元町(80.7MHz、3月21日)りんごラジオ
【福島県】<地名・周波数・開局日>
・福島市(76.2MHz、3月16日-3月25日)FM-POCO
・相馬市(76.6MHz、3月29日)
・南相馬市(79.5MHz、4月15日)
・いわき市(77.5MHz、3月28日)SEAWAVE
・須賀川市(80.7MHz、4月7日)
【茨城県】<地名・周波数・開局日>
・つくば市(84.2MHz、3月14日)ラヂオつくば
・鹿嶋市(76.7MHz、3月12日)FMかしま
昨日は所用で安曇野市まで出かけてきました。そんな出先で「読売新聞特別縮刷版-東日本大震災1か月の記録」という本を買ってきました。3月11日から4月11日までの1か月間の読売新聞がそのまま縮刷されています。この歴史的事件のありようを残したいと思っていたのでグッドタイミングでした。
虫眼鏡を使ってあらためて細かい文字に目を走らせ、この1か月間のことを振り返ってみるとあまりの惨状に心がくじけそうになります。読み進めるのがつらくなります。そんな中、「臨時のFM局続々開局」という記事が目を引きました。「ゴミ出しから買い物、学校、住まいの確保まで、きめの細かい情報が求められる。今は地域の放送局の力を最大限発揮する時」と報じていました。
東日本大震災に見舞われた被災地では地元のコミュニティFM局が次々に開局され、震災10日後で12局にもなったそうです。
11日には花巻市(FM0ne)、12日には岩手県奥州市(奥州エフエム)と茨城県鹿島市(FMかしま)、14日には茨城県つくば市(ラヂオつくば)、15日には宮城県大崎市(おおさきさいがいFM)が開局しています。16日には宮城県登米市(H@!FM、はっとエフエム)、そして福島市(FMポコ)、宮城県石巻市(ラジオ石巻)の3局が開局しました。その後18日宮城県塩釜市(BAY WAVE)、19日に岩手県宮古市(みやこさいがいエフエム)、20日宮城県岩沼市(ほほえみ)、21日宮城県山元町(りんごラジオ)となっています。
その後ネットで調べましたら以下の通りなんと21局にも及びます。地域における情報伝達の手段としてコミュニティFM局の重要性が認識されての結果だと思います。そしてその多くが市民ボランティアの手によるものです。
こうした中で災害時におけるコミュニティFM局の有効性が、あらためて注目されています。幸い東御市においても昨年10月に「FMとうみ」が開局しています。緊急ラジオの配布も始まっており、もし市内に大きな災害があった時にも十分対応できる態勢が整っています。まさに先を見越した施策だったと思います。「FMとうみ」にはこれからも地域の身近なコミュニケーションとしての活躍を期待しています。
▼東日本大震災にともなう臨時災害FM局(4月15日現在)
【岩手県】<地名・周波数・開局日>
・宮古市(77.4MHz、3月19日)みやこコミュニティ放送研究会
・山田町(76.7MHz、3月17日)IBC岩手放送
・釜石市(86.0MHz、4月 7日)
・花巻市(78.7MHz、3月11日-4月3日/3)FMOne
・奥州市(77.8MHz、3月12日-3月29日)奥州エフエム
・大船渡市(78.5MHz、3月28日)奥州エフエムが支援
【宮城県】<地名・周波数・開局日>
・気仙沼市(77.5MHz、3月22日)H@!FMが支援
・登米市(76.7MHz、3月16日)H@!FM
・大崎市(79.4MHz、3月15日)おおさきFM放送局
・塩釜市(78.1MHz、3月18日)BAYWAVE
・石巻市(76.4MHz、3月16日)ラジオ石巻
・名取市(80.1MHz、4月 7日)
・岩沼市(77.9MHz、3月20日)エフエムいわぬま
・亘理町(79.2MHz、3月24日)FMあおぞら
・山元町(80.7MHz、3月21日)りんごラジオ
【福島県】<地名・周波数・開局日>
・福島市(76.2MHz、3月16日-3月25日)FM-POCO
・相馬市(76.6MHz、3月29日)
・南相馬市(79.5MHz、4月15日)
・いわき市(77.5MHz、3月28日)SEAWAVE
・須賀川市(80.7MHz、4月7日)
【茨城県】<地名・周波数・開局日>
・つくば市(84.2MHz、3月14日)ラヂオつくば
・鹿嶋市(76.7MHz、3月12日)FMかしま