今日は決算特別委員会です

2010-09-21 05:10:27 | 議会活動

(写真)平成21年度決算書とその説明資料です。

先週まで平成21年度決算の社会福祉常任委員会の予備審査が行なわれて来ましたが、今日は決算特別委員会が開かれます。ここでは3つの常任委員会でそれぞれ審査した結果を持ち寄って、総体として審査します。

決算は総括質疑、常任委員会質疑、決算委員会質疑と3段階で審査され、最後に本会議で採決が行なわれます。決算がきわめてていねいに審査が行なわれることは驚きでもあります。そのねらいは予算の適切な執行がなされたのかチェックするとともに、施策上の課題をあきらかにし次年度予算に反映させようということにあります。

社会福祉常任委員会では特別会計と病院事業会計が全員一致で採択されました。一般会計については決算特別委員会で採択するため採決は行なわず付帯意見を付けるのが通例となっています。今回の付帯意見の内容は保育園経費についてです。

予備審査の折、市内の市立保育園の園長さんに来ていただき、ご意見をお伺いする機会がありました。その際、異口同音に述べられていたことは「経費が足りない」「工夫して節約している」「計画的に使っているが足りなくなったらという思いがある」とのことでした。私たちも保育園を訪れてみて経費削減に取り組んでいる様子を目の当たりにしています。

市内の保育園については1地区1園の方針が示され、祢津保育園の建設が始まっており、滋野地区においても統合保育園の建設用地の選定がすすめられています。こうして保育環境は改善されてきていますが経費については一律削減され、保育教材費にも事欠き保育の質の向上にとって課題となっています。そこで社会福祉常任委員会として保育用品などの経費について増額されたいという付帯意見をつけることになりました。

病院事業会計では、入院患者が減少し病床利用率が平成20年度の76.9%から64.7%に大幅に落ち込む一方、医師の増員や助産所職員の採用などにより人件費がかさんでいることが問題となりました。こうした中でさらなる経営改革に取り組んでほしいという議論が行なわれました。

今日の決算委員会の後、24日の本会議で決算の採決が行なわれます。9月議会もいよいよあと二日を残すのみです。

ぶどうの出荷は最盛期です

2010-09-20 22:14:02 | 趣味・野良仕事

ピオーネはまずまずの出来でした。

朝ぶどう畑から取ってきて選果を行ないます。

重さを確認して箱詰めするのは妻の役割です。

恒例の「巨峰の王国まつり」も終わり、ぶどう農家にとってはいよいよ出荷の最盛期になりました。今日は朝から雨でしたがカッパを着てぶどうを取りに行きました。巨峰の出来はよくないのですが、数年前から挑戦してきた「ピオーネ」はまずまずの仕上がりになりました。新しい品種として、種無しで栽培してきたものです。

ピオーネは巨峰が振るわない分、贈答用としてお求めになる方が出てきました。巨峰が「頭に突き抜けるあまさ」と言った人がいましたが、これに対しピオーネは「すっきりとしたさわやかなあまさ」とでもいうのでしょうか。いままで「あまさの量」が重要でしたが、これからは「あまさの質」が問われています。

巨峰のソースをつくりました

2010-09-20 21:40:07 | 雑感

親子ぶどうの子供だけを取り出します。

よく洗ってから指でつぶします。

鍋に入れて煮詰め、「あく」を取り除きます。

最後にお砂糖を加えてできあがりです。

ヨーグルトにかけてお召し上がりください。

ソース作りは去年初めて挑戦しました。去年は種無しのピオーネでしたが、ことしは親子ぶどうで行ないました。親子ぶどうの子供の粒は種がないのでソース作りには最適です。お客さんへのチラシに「ジャム作りに挑戦しませんか」と呼びかけた手前、自分でもやってみました。

ものの本によればいったん煮詰めてから裏ごしをすると書いてありましたが、面倒なので省略。おかげでいくつか種が残ってしまいました。しかし食べたとき出せばいいので自家用としてはこれで十分です。レモンを加えると一層風味が増すのですが、あいにくなかったのでこれも省略です。

面倒くさがり屋の巨峰ソースづくりはどうやら及第点です。あなたも挑戦してみませんか。親子ぶどうの注文は当方でお受けしています。


あばたもえくぼって知ってますか?

2010-09-19 05:38:20 | プロフィール
巨峰はこのところの異常気象がたたり「親子ぶどう」になり、ぶどう農家が元気をなくしていることはこれまでにブログで書いてきました。ですからお客様からのぶどうの注文についても、つい愚痴っぽく「親子しかないんです」と否定的な言葉を口にしてしまいます。

しかし、先日JAから配られた親子ぶどうに入れるカードを見たら「ふぞろいな仲間たち」と記されていました。確かに親子ぶどうには大きな粒と単為結果の小さな粒があります。私たちはその小さな粒を否定的に見ていましたが、JAのカードはその小さな粒も「仲間」として認めているんですね。

そういえば「あばたもえくぼ」という言葉があります。悪いところに注目すれば「あばた」かもしれませんが、いいところに注目すれば「えくぼ」に見えなくもありません。悪いところはとにかく目につきます。そんな中、長所に注目して評価をし直す事が必要だと感じています。

昨日知人の1年忌がありました。そこでご住職の法話がありました。「私の若い頃こんな歌がありました。『幸せを数えたら片手にさえ余る、不幸せ数えたら両手でも足りない』というんですね。幸せは探さなかったら見つけられません。一日一日幸せを探してみませんか」

とても良いお話でした。帰って調べてみたらばんばひろふみさんの「さちこ」という歌でした。

  幸せを数えたら 片手にさえ余る
  不幸せ数えたら 両手でも足りない

  いくら心が 綺麗でも
  醜いアヒルの 子では 嫌だと

  泣いた夜さえ いつの日か
  笑い話に なるものさ

  SACHIKO 思い通りに
  SACHIKO 生きてごらん

  それが悲しい 恋でもいい
  笑い方も 忘れた時は

  思い出すまで そばにいるよ

不幸せを数えても何にもなりません。そこで私は「親子ぶどう」を買っていただいたお客様にこんなチラシを入れることにしました。

「今年は春の降雪、長雨、猛暑と異常続きでした。このため一房一房がそれぞれ個性豊かに育ちました。種のある大きな粒と、種がない小さな粒があります。
房の大きさもまちまちです。大きな粒では巨峰の本来の味をお楽しみください。小さな粒は種がないので食べやすくなっています。」

巨峰の王国祭りが開かれています

2010-09-18 21:38:47 | 雑感
9月18日と19日の両日、東御市では巨峰の王国祭りが開かれています。これは東御市の特産である巨峰の消費拡大を目的に行なわれているもので、毎年県内外から何万人もの方がお見えになります。

お天気は絶好の日本晴れ。9時から中央舞台で開村式が行なわれ、昨年東御市の観光大使になっていただいている元関脇「高見山」関も参加されました。その後、北御牧と祢津ののろしでの交流が行なわれました。まず北御牧の外山城(とやまじょう)からのろしがあがり、これに応えるかのように祢津の城山からものろしがあがりました。

芝公園では巨峰販売や農産物、おやきやおそばなど特産物が販売され、たくさんの家族連れでにぎわっていました。王国祭りは19日までです。御来村をお待ちしています。


東御市の芝生公園で王国祭りの開村式が行なわれました

「のろし」での交流をめざし花岡市長があいさつ

まず北御牧の山からから白い煙があがりました

これにこたえて祢津の城山からも煙があがりました

訪れたお客様は巨峰を買い求めていました。

社会福祉委員会で現地調査

2010-09-17 21:01:30 | 議会活動
17日は社会福祉常任員会の審査最終日でした。産業建設常任委員会は昨日で審査終了し、総務文教常任委員会は17日午前中で審査を終了しました。3日間みっちり審査があるのは社会福祉常任委員会だけです。

社会福祉の審査が時間がかかるのは国民健康保険や老人保健、介護保険などの特別会計や市民病院事業会計をかかえていることと、社会福祉自体が制度が複雑で多岐にわたること、そして制度の改廃が著しいこともそれに輪をかけています。

そんなことで17日は午前中は市民病院の予備審査、午後は現地視察を行ないました。現地視察は宅幼老所「おひさま」、障がい者支援施設布下・島川原・祢津、通所介護支援施設「岩井屋」を訪問しました。

宅幼老所「おひさま」でご説明を受けました

障がい者支援施設で作業の様子を視察しました

通所介護施設「岩井屋」さんを訪れました。

FMとうみ-JOZZ4AP-FM

2010-09-17 05:10:36 | 雑感

田中駅前のFMとうみスタジオ

看板もなかなかおしゃれです

東御市の田中駅前にFMとうみのスタジオがあります。いま10月3日の開局目指して準備が着々と進められています。なぜ開局が10月3日かというと、この日が「東御の日」だからです(とうみとの語呂合わせ)。

コールサインはJOZZ4AP-FM。「ジェイ・オー・ゼロ・ズィー・ズィー・フォー・エイ・ピー・エフエム」と読みます。すでにFM78・5メガヘルツで試験放送が行なわれています。

受信エリアは東御市一円から小諸市・上田市・立科町の一部にまで及びます。地元の身近なニュースがラジオで放送されます。

いま長野県内のFM局は、FMぜんこうじ(長野)、FM佐久平(佐久)、FM軽井沢(軽井沢)、iステーション(飯田)、LCV-FM(諏訪・岡谷)の5つ。FMとうみは6番目のFM局です。しかし行政主導で災害時の緊急放送の機能を併せ持っているのは全国でも始めてだとか・・・。

開局から1年かけて市内の全戸にFMラジオの受信機が配布されます。むろんカーラジオでも聞けますが、この受信機は電源が入っていなくても緊急時には自動的にスイッチが入り大音量で聞けるというすぐれもの。

とうみの新しい挑戦がまたひとつ実を結びました。いまから楽しみにしています。

ブドウの初出荷ですが・・・・・

2010-09-17 04:43:24 | プロフィール

初出荷はまだわずかです

選果場にはたくさんの荷が出ています

市場の値段が気にかかります

昨夜は雨もあがってお月様がきれいに見えました。上弦の月です。このところ朝晩は冷え込むようになり、一昨日夜からこれまでの夏用の布団から冬用に代えました。季節の移り変わりを感じています。

16日の朝は今年始めてのブドウの出荷でした。妻とブドウを荷造りをして選果場に持ち込みました。これまでにも書いているように今年のブドウは異常気象にたたられ、結実不良で親子ブドウになってしまいました。いいものはわずかです。そんなことで初出荷といっても意気があがりません。いつもお買い求めいただいたお客様にもお手紙をお送りし事情をご説明しています。

これからほぼ1ヶ月にわたって出荷作業が続きます。朝、前日までに準備した荷を選果場まで運びます。出荷伝票と荷を一緒にして決められた場所に積み上げます。農家の朝は早くまだ暗いうちから荷を運び込む人もいます。帰ってきてからブドウ園に行き、出荷するブドウを摘み取ります。軽トラにブドウを満載して帰宅。それからやっと朝食です。

その後午前中にかけて摘み取ったブドウの選果です。痛んだブドウをはさみで取り除き、大きさ・重さ・品質で分別します。午後からは出荷のための箱詰めです。午後遅くには宅急便が集荷に来ます。お客様から注文分を荷造りして発送します。その後は市場に出荷するための箱詰め作業が続きます。夕方までに終わらない場合は夜なべ仕事になります。最後に出荷伝票を書き、一日の作業が終わります。

なかなか手数のかかる作業です。毎年東京の弟や横浜の兄が手伝いに来てくれるので助かっています。先日東京の娘から「手伝いに帰るよ」というメールが届きました。忙しい中、兄弟や家族の絆をあらためて感じさせる季節でもあります。

決算審査二日目です

2010-09-17 03:47:38 | 議会活動
16日は一日中、前日に引き続き社会福祉常任委員会の決算認定の予備審査でした。午前中は健康福祉部健康保健課、午後は福祉課の担当者の方から決算書の説明を受けました。社会福祉常任委員会の守備範囲は市民生活部、健康福祉部、保育園、病院など市民生活全般にわたっています。予算規模も民生費が30億円、衛生費が14億円で二つ合わせて全体の3割にもなります。

このほかに国民健康保険、老人保健、介護保険、後期高齢者医療などの特別会計、病院事業会計があります。こうした守備範囲の広さとともに制度自体が複雑多岐にわたり、さらに改変が著しいといった特徴があります。こんなことで予備審査も産業建設委員会の2日に比べ社会福祉委員会は3日間みっちりかかります。

細かい数字の説明に耳を傾け、メモを取り、わからないところは質問をするという作業を終日行なっていると頭の芯からとことん疲れます。しかし、細かい数字を追う中で行政のしくみがおぼろげながら見えてくるものがあります。やはり市政を理解する上で決算書を読み解くことが欠かせないと感じています。

今日は半日市民病院から説明を受け、午後は市内の通所介護施設や障がい者支援施設、障がい者就労支援施設の視察になります。委員会での予備審査は今日で終了です。来週は決算特別委員会での審査になります。頑張って行きたいと思います。

すっかりご無沙汰でした!

2010-09-16 06:29:31 | 雑感
今日は9月16日、朝6時半になります。このところ朝晩は涼しくなってきました。まだ日中は暑さが続きますが、一時の猛暑はどうやら過ぎ去ったようです。雨が屋根を叩く音が聞こえます。季節は明確に夏から秋に移り変わっています。しばらくブログの更新をサボってきましたが、また気を取り直して書いてゆきたいと思います。

9月議会の一般質問が終わってしばらくぼうっとしていました。やはり議論を戦わせるということはそれなりにエネルギーを使うものです。一般質問を終えたあと、自分自身の反省とすくなからぬ悔恨も交え、しばらくは放心状態でした。

さて、昨日は社会福祉常任委員会の予備審査で、それぞれの部署の担当者から決算書の説明を受けました。予備審査は今日と明日の午前中まで。午後は福祉施設の現場視察があります。決算審査で分厚い決算書と膨大な数字との格闘が続きます。数字は数字であって数字ではありません。その数字の裏に隠された具体的な事実をひとつ一つ浮かび上がらせ、それが市民益につながっているのかを検証しなければなりません。イメージ力が必要になります。

決算審査はまだ始まったばかりです。

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