前回のダウンタウンブギウギバンド・カテゴリーでピアノ担当の千野秀一さんを紹介しましたが、彼のバンド正式参加により初めてレコードジャケットに掲載されたのが、この6枚目のシングル盤「裏切者の旅」。ツナギ姿で一世を風靡して「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」でメジャーになった4人は、黒革のツナギでカッコよさもアップ
でも千野氏はロングコート(?)に女性的な帽子をかぶって端っこに座っており、さらに顔も見えません

後からバンドに参加したから“ミソっかす”にされている訳ではありません・・・きっと
宇崎竜童さんが「異質」なイメージの千野さんを楽しんで演出していると僕は考えています。1人だけ妙に背が高いし、ポマードべったりのリーゼント集団なのに胸まで延びたさらさらロングヘアーだしね

男の切なさを歌ったハードなバラードであるこのレコードのB面の曲は「ア!ソウ」。テンポの良いディスコチックなノリです
歌詞も「ア、ソウ」だけ。その代りステップの見本がジャケ裏に明記されています
……はたしてこのステップを覚えてディスコで踊った輩はいたのでしょうか

ダウンタウン4枚目のLPアルバム「ブギウギどん底ハウス」。まっキンキンならぬギンギンのジャケットが、当時のレコード店では目を引いたことでしょう
アメリカで録音された曲も収録されており、バンドの勢いが感じられますが、サポートメンバーとして常に参加していた千野氏の名前がありません
私が察するに、腕立て伏せをしていたら肺に穴があいて入院していたからではないでしょうか



後からバンドに参加したから“ミソっかす”にされている訳ではありません・・・きっと



男の切なさを歌ったハードなバラードであるこのレコードのB面の曲は「ア!ソウ」。テンポの良いディスコチックなノリです




ダウンタウン4枚目のLPアルバム「ブギウギどん底ハウス」。まっキンキンならぬギンギンのジャケットが、当時のレコード店では目を引いたことでしょう


