加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

ドラマーのソロLP

2017-05-13 | レコード
舶来打楽器奏者単独録音盤3選



ロジャー・テイラー
「FUN IN SPACE」(1981年)

先日テレビでクイーンの1974年ライブを放送していたのを見て、ドラムのロジャーテイラーってカッコいいなと。で、中古屋で見つけたのがこのソロアルバム。
クイーンでもドラムを叩きながら歌っているロジャー。もちろんこのアルバムでも叩いて歌っている上にギター、ベース、鍵盤、作詞、作曲、アレンジまで全て担当。他のミュージシャンは一切参加させていないというからホンマもんのソロアルバムという事になるのかな
オールディーズほど軽くなく、ハードロックほどヘビーではない、彼のドラミングは正統派ロックと言えるかも
「クイーンとは違う方向性を持ちたい」とは彼の方針だけども、収録曲をフレディ・マーキュリーが歌っていたらそのままクイーンになりそうと思ってしまった私は勉強不足なんだろ〜な〜(汗)





コージー・パウエル
「OCTOPUSS」(1983年)

いくつかのバンドに参加して来たコージーが、ホワイトスネイクにいた時期にリリースしたソロアルバム。ゆえにホワイトスネイクのメンバーとともに収録した曲もあるけども、それだけではなくロンドン交響楽団を従えて映画音楽をも収録。なかなか楽しめる内容ですね
全曲インストルメンタルであくまでも「わしはドラマーじゃ!」と潔くさえ感じます。



オクトパス。訳せばタコ。つまり足が何本もある、から転じて腕が何本もあると思わせるほどのドラムプレイから来たタイトルネーム。何度も重ね録りしてるんじゃないの?と思ってしまうほどのテクニックには脱帽、というより唖然 さらにホーンやらシンセやらで壮大なスケールを演出しているので、もはや1人のロックドラマーというよりハリウッド映画のヒーローと思ってしまいます。





ピーター・クリス
「PETER CRISS」(1978年)

KISSのドラマーおどろおどろしいあの歌舞伎的メークの彼ら。ぎゃんぎゃんうるさいサウンドかと思ってしまうのは非常に浅はかだと思わされるのがKISS。音もタイトでいわゆる正統派ロックなんですよね。



そのバンド路線を受け継いでいるかのようなピーターのソロアルバム。ご本人がその甘い歌声も披露しています。おまけにファンキーなサウンドまであって西海岸の青い海と空をバックに聞いたらさわやかなロマンスでも生まれるんじゃねーか?とウキウキしたくなる1枚ですね
この人、温かくて優しい人なんだろうな

コメント
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