昨晩に東京MXテレビで放送された「仮面ライダー」のカブトロング篇
この作品が放送されたのは昭和47年/1972年6月なのですが、その前週に予告編を見た私は一抹の寂しさと切なさを感じました。というのも、その数日後に、我が家は父の転勤で中国・北京に出発することになっていたからです。
「来週からはもう仮面ライダーを見られないんだ・・・」
あれから49年。初めてこのカブトロング篇を見たわけです。過去と現在がつながった・・・少なからずそんな気がしました
冒頭に出て来る男の子の出で立ち。ライダー商品との連携の走りでしょうか(笑)。
本郷と滝が話しかけてますが、庶民の平和を守るライダーが玩具化されている世界観がシュールとも思えます
カブトムシをモチーフにした怪人カブトロング。黒いイメージに赤を施すことであでやかさと共に不気味ささえも感じさせてくれます。造形デザイナーに拍手です
劇中、踏切で止まったバスと電車を衝突させようとするカブトロング(左)と、そうはさせん!と押し出そうとするライダー(右)。その後ろ姿に肉体労働者の一生懸命さを感じたのは私だけでしょうか・・・