加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

聖子とオメガトライブ

2022-07-08 | レコード

いやぁ~聞きました聞きました

過日、近所のおばちゃんから「娘がもういらないって言うんだけど、加山さん持っていく?」と有難く頂戴した多くのレコード(前回の”レコード”カテゴリー参照)。私の手元には決して”存在していなかった”モノばかり

「Windy Shadow」(1984年・CBSソニー)

天下の松田聖子 シングル「ピンクのモーツアルト」「ハートのイヤリング」が収録された通算10枚目のアルバム。1980年に歌手デビューしているので、丸5年間で10枚リリースとは快進撃そのものですよね。1枚につき10曲収録されているとして・・・100曲が作詞作曲されているわけで。作詞は全て松本隆が手掛けているのですが、よくまぁ次から次へと言葉が出てきて紡いでつないで・・・。作曲にしてもしかり。頭の中にどれだけのフレーズが浮かんでくるんだろう?すげぇ~・・・と歌っている聖子ちゃんと違うポイントに感激してしまいました(汗)

むちゃくちゃ乗りに乗っている時期ですから、「聖子ワールド全開」な訳です。いや、もちろん当たり前なんですけど(笑)、「音」だけなのにその世界に引き込まれるんですよね

「Canary」(1983年・CBSソニー)

通算8枚目のアルバム。シングル「瞳はダイアモンド」が収録されていますね。こちらは何となく”大人”を意識して作られたのかな。落ち着いたムードが伝わってきます。いいなぁ、このアルバム

ちなみにこの2枚の作詞を松本隆が手掛けている関係もあるのでしょうが、演奏者には鈴木茂、細野晴臣の”はっぴいえんど”が名を連ねているほか、松任谷正隆、芳野藤丸、林立夫、上原裕、今剛、島村英二、松原正樹・・・もうなんか、すごいぞ

      

「ANOTHER SUMMER」(1985年・VAP)

杉山清貴&オメガトライブ。 当時、友達の車に乗るとカーステレオ(懐かしい響きw)から流れて来るのはオメガトライブ。「ねぇ、もっとロックなのないの?ダウンタウンブギウギバンドとかツイストとか柳ジョージとか?」「暑苦しいだろ、そんなの」と却下されたことがありました その車のダッシュボードにはプラスチックビニールの芝生が敷かれ、ミニチュアのビーチパラソルとかイルカとかが置かれていました(笑)。そんな時代です  サザンやTUBEと共に「夏・海・青空」イメージのバンドでしたねぇ。ただ、桑田佳祐や前田亘輝の特徴のある声とは違い、それこそ「爽やかだぜ~」の甘くて高い声に世の女性たちはキュンキュンしていましたね。

男どもはバイトして、みんなこんな格好していたな。私は相変わらずむさくるしい長髪で、髭をはやしていたし、Tシャツにジーパン&下駄履いて通学してたし、吸ってるタバコも「峰」だったし

ええと、初めてこのアルバムを聴いたわけですが、「あ。あの頃に戻っちゃうかも・・・」と感傷に浸ってしまいました。「大学生」「コンビニでのバイト」「恋したあの子」「バンド活動」「カフェバー」「ウォークマン」「ザ・ベストテン」・・・あららら。目をつぶりながら聞いていたら、なんか・・・頭ん中がぎゅい~んってなってしまいました。ヒット曲「二人の夏物語」収録

    

自分の領域にはない楽曲をレコードで聞くってのもいいもんだな

 

コメント (2)
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