加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

我が家のゴジラ

2024-01-06 | 温故知“旧”

昨年公開された映画「ゴジラ ー1.0」 私にとってはなかなか見ごたえのある面白い作品でした。CG/VFX技術の発達によって、「ゴジラと人間が共存する架空の世界」が”現実”になったわけですね。いや~、迫力があった~~~

さて。 私は一体ゴジラ映画を何本見たんだろう・・・なんてことをふと思いましてね。で、保管してあるパンフレットを出して来たら・・・

「シン・ゴジラ」(2016年)「ゴジラー1.0」(2023年)「ゴジラ対ビオランテ」(1989年)「ゴジラ対キングギドラ」(1991年)「GODZILLA」(2014年/米映画)・・・・・・え?これだけ もう数本見ていたように思っていましたが、自作の映画鑑賞データを見てもこれだけでした。

子供の頃、夏休みや冬休みに子供を対象に、東宝が「東宝チャンピオンまつり」と称して、短編アニメや特撮作品を数本まとめて上映するプログラムがありました。数本を一度に見られるのですからお得感たっぷりなわけです。ところが私の場合、親の仕事の都合で日本にいなかったため、東宝チャンピオンまつりや東映の「東映まんがまつり」には行けませんでした

その頃の東宝チャンピオンまつりのメイン作品は「ゴジラ」シリーズでしたが、その70年代のシリーズがいったん休止、約10年間の空白を経て平成になって新たに作られ始めた頃の作品が「ゴジラ対ビオランテ」でした。 ”歴史的な「ゴジラ」”にちょっとばかり興味を持ち、「じゃあ見てみようかな」と見たわけです。してその感想が「ふ~ん・・・こんな感じなのか。ふ~ん・・・。」でした 続く「ゴジラ対キングギドラ」も、「お~~!最強の宿敵キングギドラか!」と70年代シリーズの時に見られなかった切ない思いをもって鑑賞したのですが・・・「よくわからない。難しい言葉が出てきてよくわからない」 もはや子供を対象とした単純明快な物語ではないわけですから、単細胞な私はゴジラから遠ざかってしまったのでした

 

平成シリーズ、ミレニアムシリーズを経て、またまた休止/空白期間に登場したのがアメリカ版「GODZILLA」(これ以前にもアメリカ版が1本ありました) 日本のゴジラから世界のゴジラへと進出したわけです。日本からは渡辺謙が出演。「ゴジラについて異国ではどんな解釈がなされるのか?」と気になって鑑賞したのですが・・・「ふ~む。よくわからん」でこれまた撃沈

そして満を持して(?)、日本版として再登場したのが「シン・ゴジラ」でした。これは面白かったですね ゴジラが登場した時に、国や国民を守るために「どうすりゃいいんだ!」とカンカンガクガクと右往左往する政府のお役人たちの姿・・・阪神淡路大震災や、とりわけ東日本大震災発生時の政府の対応、さらには尖閣諸島問題をはじめとした世界各地で起きる領土問題の対応に苦慮する各国の姿勢を、テレビなどのメディアを通して見ていた側としては、「シン・ゴジラ」のそれとオーバーラップ。「架空のゴジラを、身の回りに起こりうる”自然災害””人的災害”」として捉えて鑑賞したわけです。

 

友人から有難くいただいた70年代「東宝チャンピオンまつり」の映画パンフレット(左が表紙、右が裏表紙) 「へドラ」「ミニラ」「モスラ」「ガイガン」「キングギドラ」「メカゴジラ」・・・往年のスター怪獣たちです 併映作品にウルトラマンシリーズ、ミラーマン、レインボーマン、ガッチャマン、天才バカボン、名作童話・・・子供たちは楽しめたでしょうね。

 

こちらはゴジラの関連怪獣が”主役”になった作品ですね キングコング、メカゴジラ、モスラ。併映にはサザエさん、エースをねらえ!、ウルトラマン、長嶋茂雄のドキュメントまで

現代では数本同時上映はおろか、「二本立て」という言葉さえ死語になってしまいましたね

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