居酒屋孝

本日はツレアイはじめ江東区の仲間達と東陽町の居酒屋「孝」へ。店構えだけ見ればフツーっぽい居酒屋なんすけど、これが旨すぎ居酒屋なんす。



写真は醤油漬けスルメイカ。このお店の女将さんが福島は小名浜出身らしいんですが、この醤油漬けスルメイカはそちらの名物らしいっす。んで、これがまた尋常でなく旨い。マジでマジで。どんくらい旨いかって、おかわりしてしまったほどです。ホンマにホンマですわ。

で、ここんちのお新香には茗荷が入ってたりなんかするんですが、残念ながら今日はお新香が品切れ、女将に「わし茗荷好きなんすよ～お新香なくて残念～」的な話しをすると、茗荷を梅酢に漬けてサービスで出してくれるという、下町人情溢れる居酒屋でもあります。

東陽町にお越しの際には、皆さんも是非居酒屋「孝」へ。外しません。マジで。

勝つしか亀有

皆さん、最っ高の休日、過ごしてますか？てな永ちゃんのビールＣＭに影響され、休日の昼下がりをプレミアムモルツ呑んで過ごしているKanotherです。

ついさっき、ロッテ会館の話題でちらりと亀有のお話しが出ましたが、プレミアムモルツ買いがてら、近所のローソンで買ったニッカンの一面を見てビックリ。なんと「亀有」の文字が躍っているではありませんか！



どうも、「勝つしかないやろ」との語呂併せで葛飾に住んでいる亀田一家、８月２日の世界戦でベルト奪取の暁には亀有駅からお花茶屋駅までの曳舟川親水公園沿いをパレード計画中なんですって！

この通りは、真剣師・いしなが氏宅のすぐ近くで、Kanother亀有在住時にはよく通った路でもあり、ここでパレードとなればちょっとだけ行ってみたい気もするが、そんな広い路でもないのに大丈夫かいな、と心配にもなっちまう土曜日の昼下がりなんであった。

ところで、亀田人気でボクシングに注目が集まるんはボクシングファンとしては悪くないと思うんであるが、それ以外の世界戦が全くＴＶ全国中継されんってのは如何なもんだろうか？

先週にはあの辰吉丈一郎に並ぶ８戦目で世界奪取の偉業を達成した名城信男のタイトルマッチも録画中継すらなく、明日、福岡で防衛戦に臨む現役世界チャンプ、越本隆志のタイトルマッチもやはり全国中継なし。いくら何でもヒドくないかい？

辰吉のパンチドランカーっぷりもヒドそうやしなあ。それでも彼は相当稼いだやろうけど、名城や越本みたいに全国中継がつかんのでは、やっぱしビッグマネーにはならんし、パンチドランカーの危険と背中合わせで頑張って世界チャンプにまでなって、それでもカネが稼げんのじゃ、いったい誰がボクサーになりたがるのだ？

亀田一家自体、Kanother的にはヒトが言うほどにはどうこうとは別に思わんのやけど、そんなことよりもＴＶの人達は目先のカネだけに眼を奪われてやせんだろうか？ボクシング界のこととか選手のこととか考えたりしてるんだろうか？PRIDEの騒動ん時も、団体主催試合の中継のみならずPRIDE契約選手の出演全て罷りならんてなことになってたし。まあ、そんなこんなも、全部「あしたのジョー」の昔から当たり前のことなのかもしれんけどなぁ。でも、何だかなぁ。

ところで、ご紹介が遅れましたが、プレミアムモルツ、ニッカンと共にお盆に載ってるのが昨日ご紹介いたしました山形名物「だし」でございます。夕べから冷やしてあったんす。最っ高っす！

ロッテ

錦糸町といえばロッテ会館、ロッテ会館といえば錦糸町。飲食店、カラオケ、ボウリング、バッティングセンター、ゲーセン、サウナ、ありとあらゆる娯楽施設の入居する東京下町屈指のアミューズメントビルディング、それがロッテ会館。建物の名前はロッテプラザっちうらしいですが、誰が何と言おうが、Kanother的にはロッテ会館なんである。

一大ロッテグループの一角を成す、そんなロッテ会館が、このたび閉館する運びとなったのです。えぇっ？マジで？マジなんである。



思えばKanother、遠く広島から東京に出てきて、初めて行ったボウリング場がロッテ会館だったんである。行ったなあ。昨年の骨折後、初ライヴ直前に声だし稽古に行ったのも、ここロッテ会館のカラオケルームだったんである。唄ったなあ。ええっと、後は･･････あ、思い出してみればそれほど思い出ないっすね。こんくらいだな。とは言え、上京直後と直近の思い出の双方に存在する建物、それがロッテ会館とも言えるな。うむ。

そんだけでなく、Kanother的には親戚がロッテに勤めてたってぇこともあったりなんかして「錦糸町にロッテ会館あり」の印象は極めて強く、下町の気取らなさやザックバランさと東京東部の猥雑さがないまぜになった、心のランドマーク的存在だった気がします。じゃあもっと行っとけよ、ちう話しですが。でも、江東に越してきてからは、カラオケにはちょいちょい行ってやしたねぇ。

しかし、近年急速に進んだ東京都内の駅前再開発で、近隣の北千住やら木場やら秋葉原やら亀有やらに巨大テナントビルがニョキニョキと生え、そして今年にはついにロッテ会館の眼と鼻の先にオリナスがオープンするに至って、下町一大アミューズメントビルとしてのロッテ会館は、その使命を終えたってぇわけなんでしょうねぇ。

かくして、大き目の駅周辺には似たようなテナントビルが立ち並び、似たようなお店ばかりがそこに入居し、どこに住んでも均質なサービスが受けられるようになるんである。どんどん便利になっていくわけです。オリナスにも目出度くタワーレコードが入りやした。

確かに便利にはなってくんであるが、でも、それならどこに住んでも一緒じゃんとか、町ってのはいったい何なんでしょうとか考えちゃったりとか、一抹の寂しさを感じたりとかなんとかするんは、わしが齢取っちまったっちうことなんすかねえ。

現象としてだけ捉えれば、新規出店の新しい施設に競争で敗れた旧来施設がなくなるっちう、そんだけっちゃそんだけの話しなんですが。でもそう考えれば、ネオリベラリズム化の進む今という時代を象徴する出来事と言っては言い過ぎであろうか？言い過ぎですね、はい。でも、何だかなぁ。