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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

刈谷市が暗示する現代日本が抱える矛盾とは

2011年08月09日 15時41分00秒 | Kanother旅日記
今日も今日とてKanother in 刈谷。シゴトであちらこちらと行く機会の多いKanotherですが、刈谷に来るんは初めてです。

……とここまで読んで「刈谷?」てな具合な方も居られようかと存じますが、愛知県刈谷市です。名古屋から鉄道に乗ってだいたい20分くらいの、自動車部品工場などが点在する、典型的な東海エリアの地方都市って感じすかね?

そんななか、刈谷はJRと名鉄の両方が乗り入れているって意味では、名古屋との距離からみても比較的、利便性の高い都市なんかなと思います。

交通利便性が高い=栄えていると思われ勝ちなんですが、この高い交通利便性ってヤツは実は諸刃の剣なんで、20分で名古屋行けるんなら、買い物とか別に名古屋で良いじゃん?てな具合に、逆に名古屋へ客を吸いとられてしまう危険性を孕んどるワケです。こう言うんをストロー効果とか呼んだりするようです。

何しろそんな刈谷ですが、こうして駅前の感じをみると、ど~にも寂しい。いや、建物はそこそこ建ってんですが、何てか雰囲気がヒジョーにウラ寂しいって感じなんですよ。て意味でも、典型的な都市近郊型の地方工業都市なんでした。

しかし、そんな刈谷で初めて知ったことが一つ。Kanother的に「刈谷」は「か」にアクセントが来るとばっかし思うてたんですが、JRの車内放送によると、地元では無アクセントなんです。

分かりやすく例えれば、銀座とかでお姉ちゃんが居たりする「クラブ」と六本木とかでDJが居たりする「クラブ」。Kanotherの思ってた刈谷のアクセントは前者で、地元的アクセントは後者なワケです。ね?知らなかったでしょ?

写真は刈谷市内で見掛けたミステリースポット。「夜食の店」の看板を掲げながらランチ営業をしている食事処です。Kanother的にはそんな看板の矛盾が、現代日本の中央と地方都市のあり方が抱える矛盾の暗示的な表象に思えて仕方がないんでした(嘘)。