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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

たいめいけん

2011年08月17日 11時36分00秒 | 関心事
先日、お出掛け途中の日本橋辺りで昼エサタイミングを迎えたKanother、どこでエサ摂ろうかな~と思案してたんですが、「そうだ、日本橋と言えば!」と思い出したお店が、本日ご紹介の洋食の老舗、たいめいけん。

「タンポポ」て映画で出てきたオムライス、と言うとピンと来る方もいらっしゃるでしょうか?あれは監督の伊丹十三氏が出したアイデアをこちら「たいめいけん」さんが具現化したものなんだそうで、お店では今も「タンポポオムライス」の名でメニューに並んでおります。

しかし、Kanother的に「たいめいけん」さんの名前は、映画「タンポポ」ではなく、何故かボクシング・マガジンによって刷り込まれてるんです。

ある時期、Kanotherはボクシング・マガジンを毎月買って読んでた頃があったんですが、インタビュー記事などで選手に話しを聞いた場所として度々この「たいめいけん」の名が出てたんですよ。はじめは何処のどんな店だかも全然知らなかったんですが、てか「~けん」て名前から中華屋か何かかと勝手に思ってたんでした。

ほどなく日本橋にある洋食屋さんだと知り、頭の片隅で「いつかここでメシ喰うてみたいな……」と思いながら、何気に訪れる機会を持たぬまま今に至ってたワケですが、滅多にない「日本橋で昼エサタイミング」にビビビッ!とその名が浮かんできたッてなワケです。

前置きが随分と長くなっちまいやしたが、何しろそんな「たいめいけん」。入店時には「やっぱオムライスかな~」とか思いながらメニューを眺めてると、あるメニューで目がとまってしまいました。それは、レバーフライ。Kanother的にレバー好きなことは予てよりこちらでも散々言うてますんで、もうオムライスどころではなくなったKanotherの気持ち、分かって頂けるかと思います・・・・・・てなわけで頂きましたよ、レバーフライ。

やはり老舗の洋食屋さんだけあって、レバーの無駄な臭みは程良くマイルドになっており、且つ上からタップリめにかけられたドミグラスソースとも相まって、これはレバーがもう一つ苦手な方でも美味しく頂けるんではないでしょうか?勿論、レバー好きのKanother的にも満足のいくお味でした。欲を言えば、もう少し厚みがあれば喰い応えもあったかな~って気もしますが、それは贅沢ってぇもんですな。

レバーフライのお皿の向こうに見えているのは、サイドメニューのボルシチとコールスロー。これがいずれも50円ってのがまた嬉しいではないですか。周囲の席の皆さんも大抵このどっちか、もしくは両方を注文しておられました。

旨かった。旨かったとは言え、次はやはりオムライスを喰うてみるべきや否や?レバー好きのKanother的には悩みどころなんすよねぇ。次回来店まで悩んでおくことと致しましょうか。