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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

山城屋酒場@南砂

2012年02月23日 23時23分00秒 | 酒場は浮世のパラダイス
Kanother的お気に入りの下町・支部近な酒場の名店「山城屋酒場」さん。この場でも何度もご紹介の山城屋さんですが、実は同じ名前のお店が本所支部からは少し離れた江東区は南砂にもあるってぇ話しを前から聞いていたんです。

同じ江東区とは言え支部からはちとばかし離れていることに加え、不動産屋的に言うと「3駅利用可」な立地、すなわち色んな駅からどれもこれも遠いというお店の場所的なものもあり、伺う機会がないまま今日まで来ておりました。

しかし今日のKanotherは、その南砂でシゴト終わり。しかもまだ時間も夕方あたりってぇワケで、これは!これは念願の山城屋酒場さんに伺うチャンスではないですか!



てことで、東京メトロ・南砂駅周辺から歩くこと、15分ほど。程好くビール欲求が高まって来た頃、お店が見えて参りやした。支部近の山城屋酒場さんは結構、小綺麗な感じの店構えだったりしてるんですが、こちら南砂の山城屋酒場さんは、グッと年期が入ってて昭和の空気感満載。住吉の山城屋さんとは親戚関係だったりしてるようなんですが、呑む側としては別の店と認識した方が良いようです。

と言うのも、メニュー的にも住吉と南砂は全く別物と言って良いラインナップ。煮込み、野菜煮、豚唐など住吉・山城屋さんでは名物と言えるメニューが南砂・山城屋さんには全くなく、逆に住吉・山城屋さんには全くない親子丼、玉子丼、焼きめし、焼きそば、茶漬けなどの召し上がりモノが南砂・山城屋さんでは凄ぇ充実しています。

そんな南砂・山城屋さん、常連さんで埋まるなか独りカウンターで呑む酒はフツーに旨いワケですが、住吉に比べてメニュー豊富な喰いもんがまた旨いんすよね。

なかでもKanother的にグッと来たんが、ブリ照り。Kanother的に「ブリ照りの 旨い酒場に ハズレなし」が持論だったりするんですが、このブリ照りは本当に旨かった。

ブリ照りって、醤油やら味醂やら酒やらを良いバランスでブレンドして良いタイミングで焼くって言う、一つ一つはシンプルな作業を全て当たり前にこなすことで旨いブリ照りが出来るんだと思うんですよ。

そんな当たり前の分かりやすい積み上げであるブリ照りが旨いってことは、当たり前のことをフツーに当たり前にこなしている一つの指標かな?て気がしとるワケです。

当たり前のことを当たり前にこなすって、何だか当たり前っぽくて実に目立たないんですが、当たり前のことを当たり前にこなせてるケースってのはよくよく考えると実は凄ぇ少なかったりするんで、これって地味に重要な能力ではなかろうか、とか思ったりするワケですよ。

まあ、酔っ払いのそんな小理屈はともかく、南砂・山城屋さんさブリ照りはじめ、各種喰いもんが悉く旨かった。住吉・山城屋さんとは全く異なる感じでありなから、南砂・山城屋さんの老舗居酒屋的佇まいがまた、味わい深し。同じ名前を名乗りつつも全く別物な両山城屋、Kanother的にはいずれも気に入っちゃいました。

距離的に南砂まではチョイチョイ行けたりはせんのですが、でも機会をにらんで出来るだけ南砂まで足を運びたいと思った、Kanotherだったんでした。ヒック。




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