藍住町を散策。
畑を看板が囲むと言う不思議な光景。
古看板の2次使用。
まるで砦のよう。
何のための看板なのか?
枝ぶりを見ると梨のようだが...。
まだまだ知らないことはたくさんある。
藍住町を散策。
畑を看板が囲むと言う不思議な光景。
古看板の2次使用。
まるで砦のよう。
何のための看板なのか?
枝ぶりを見ると梨のようだが...。
まだまだ知らないことはたくさんある。
石原慎太郎が亡くなって、まあ歳が歳だからなと思っていたら、今度は西村賢太が死んだ。
まだ54歳という若さだから驚いた。
まだ死因は報じられていないが、最近新刊出してなかったし、テレビの露出も無かった。
Wikipediaによるとタクシー乗車中に意識を失ったらしい。
彼の作品は面白い。
自分を投影させた北町寛多シリーズは秀逸。
心底ダメ人間の寛多。
私小説とは言え、どこまで事実かは知らないが、その愚かさは突き抜けている。
そのエグさに吐き気すら覚えるほどに。
やたらと古い漢字や言い回しを多用し、それがまた昭和の私小説風で趣がある。
殴られても蹴られても離れない秋恵さん。
彼女が実在するならば、寛多、いや賢太の死をどう受け止めたのか・・・。
因みに芥川賞の選考委員時代、ほとんど褒めたことがない慎太郎が誉めた数少ない受賞者の一人が西村賢太。
「彼の反逆的な一種のピカレスクは極めて新鮮だ」と。
2つの稀有な才能に、合掌。
ザッピングでチラチラと開会式を見た。
結局、彭帥さんは出なかった。
聖火ランナーに仕立てると噂されていたが、流石にそこまであざといことは出来なかったか・・・。
華やかなショーを見ながら、山村暮鳥の詩を思い出す。
「桜」
さくらだといふ
春だといふ
一寸、お待ち
どこかに
泣いてる人もあろうに
世紀の偽善ショーに白けた。