気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

予選突破という枷

2018-06-30 09:59:06 | 日記

昨日、あるテレビ番組で中田英寿が日本サッカーに苦言を呈していた。

「このワールドカップをステップにして次につなげるためにどうすべきかを考えないといけない」

そしてこうも。

「目先の結果にとらわれては日本サッカーに未来はない」とも。

 

もちろんワールドカップ開幕前の収録で、ポーランド戦のみすぼらしい戦いは知らない時点での発言である。

 

しつこいがまたサッカーの話。

 

決勝トーナメントに残ったことばかりを評価して、中田のような視点がないのが現状。

メディアで発言するジャーナリストも、元サッカー選手も、サッカー通を気取る芸能人も脳天気すぎる。

 

「ルールだから」「結果オーライだから」「決勝トーナメントに進出できたんだから」「もう一試合見られるんだから」

 

西野朗がとったみすぼらしい作戦(戦術とは言いたくない)が、決勝トーナメント進出という結果を得たとして評価しているが、スタメンの6人替えについての評価は行われていない。

 

少なくとも、あのみすぼらしい作戦までに失点し得点できなかったという事実を見れば、あれは失敗だった。

決勝トーナメントを見据えて先発陣を休ませたという見方が大勢だが、本来、そんな余裕ある戦いができる実力ではない。

死力を尽くして戦い切り、決勝トーナメントで電池切れ。

それが過去2回の決勝トーナメントだった。

 

同じ轍は踏むまじとばかりにスタメンを変えるというチャレンジをしたが、案の定機能しなかった。

山口蛍はファウルでフリーキックを与え失点につながった。

槙野もあわやオウンゴールにもなりかねない不安定さだった。

 

だが、ここで敗退しては6人替えの意味がない。

メディアはこぞって批判するだろう。

西野、なぜ変えた!」と。

 

西野朗には何が何でも予選突破という枷がかけられた。

いや西野監督にはハリルから引き継いだ時点ですでに枷がかけらていた。

「予選突破」という枷。

もしかしたら何らかの約束もあったかもしれないね。

次のサッカー協会での地位とか・・・。

「予選突破さえしてくれたら面目が立つ。その暁には・・・」とかね。

 

コロンビアに勝ち、セネガルと引き分け、西野采配はうなぎのぼりに評価を上げた。

日本中が予選突破を期待した。

日本サッカー協会もこれで監督交代に踏み切ったギャンブルに勝てると安堵しただろう。

 

西野監督が自らのスタメン替えに失敗したと気づいたとき、残されたのはあのみすぼらしい作戦しかなかった。

あの時点でジョーカー本田圭佑を投入しても間に合わない。

あとはひたすら逃げるだけ。

 

コロンビア戦、セネガル戦で世界を魅了したことなどもうどうでもよかった。

苦労して勝ち得た評価も失う時は一瞬である。

世界からバッシングを受けようと、侍ブルーの名を貶めようとどうでもよかった。

 

課せられた命題、「予選突破」さえ達成すれば・・・。

 

 

こんな邪推を跳ね返すのは、次のベルギー戦次第

どう見たって相手は強すぎる。

ポーランド戦の6人替えが正しかったと証明するには、休ませた選手たちが躍動するしかない。

そして美しく戦えば、たとえ負けても世界はあの「みすぼらしい戦い」を忘れてくれるだろう。

もちろん勝ってほしい。

美しく勝ってほしい。

 

世界のトップクラスがそろったベスト16。

ランキングは低いがロシアは正々堂々勝ち取った。

そこに日本だけが背伸びして入り込んだようなイメージは拭えない。

ルール違反ではないが、「空白の一日」を悪用した江川卓のように。

江川は長くヒールであり続けたが、実力があったから評価もされた。

課せられた汚名は自ら雪ぐしかない

 

サムライなら命を惜しまず名を惜しめ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名こそ惜しけれ

2018-06-29 11:44:25 | 日記

一夜明けても、昨夜の腹立たしさはおさまらない。
ルール」だからと擁護する日本のメディアの論調も情けない。

名こそ惜しけれ
これこそ武士、サムライではないのか。
これこそ日本人が愛する、日本人の美徳ではなかったか。

「醜悪な勝利より美しき敗戦
空飛ぶオランダ人、ヨハン・クライフの名言である。
負け惜しみと揶揄する声もあるが、本来スポーツとはそういうものであるべきなんだと思う。

恥も外聞もかなぐり捨てて、まるで棚ぼたの如く手中に収めたベスト16。
とてもみすぼらしい。

結果として予選を勝ち抜けたから、あのみすぼらしい闘いも戦術として評価する声もあるが、もしセネガルが同点に追いついていたなら、これほど醜悪な選択はなかっただろう。
それこそ切腹ものである。

神は本来、努力する者に微笑むはずだが、昨日は違った。
最後まで必死に食らいついたセネガルにこそ微笑むべきだったと思う。

これまでの闘いで、少なからず世界のサッカーファンの賞賛を浴びていたサムライブルーだったが、これで一気に世界をに回してしまった。

このマイナスイメージを払拭するには、次のベルギー戦で「美しく勝つ」しかない。
完全アウエー状態の中でベルギーに勝つこと以外に、この「醜悪な戦術」が世界から認められることはない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

似非ざむらい

2018-06-29 01:30:44 | 日記

せっかく見たのに、つまらない。

 

こんな結果で嬉しいのか。

サムライの名を語るべきではないよね。

こんなの。

 

負けて良しとする志の低さ。

情けない。

これは武士のありようではない。

 

負けてもいいから勝ちに行く。

それがあるべき姿。

これで決勝トーナメントに行って喜んでいる時点で限界。

 

 

攻めない似非サムライを見ながら、僕はセネガルを応援した。

こんなサムライでは応援する価値がない。

 

失点は山口蛍の不用意なファウルがきっかけ。

つまり、このゲームの勝敗に限ればスタメンの変更は失敗したということ。

得点もできなかったし。

 

さて、次のスタメンはどうする。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大博打

2018-06-28 22:42:20 | 日記

ポーランド戦が始まる。

スタメンを見て少し不安になった。

 

西野監督は強気のギャンブラーだ。

 

これで負ければ非難轟々は間違いない。

そんなことは承知の覚悟が見える。

 

多くの日本人が不安に思う川島を使う勇気。

これはもう見事。

 

次に不安なのは槙野。

彼はとっても大事なところで致命的なミスを何度かやらかしてきた。

PKがとても怖い。

 

もしこの起用が当たれば、それはすごい。

 

さて、シャワーも浴びたしビールでも飲みながら観戦しますか。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花火の宴

2018-06-26 13:46:54 | 日記

代々木の居酒屋で男が立てこもった。

報道によると『「無銭飲食をした。早く捕まえてほしい」と男の声で原宿署に電話があった』という。
報道はこう続く。
『警察官が店に駆けつけると、男が「出ていけ」などと言いながら警察官に花火のようなものを投げつけるなどし、立てこもった』

花火!?と思った人も多いはず。
すると映像が映し出したものは「花火の宴」という店名を書いた看板。
思わず笑った。

この倶利伽羅紋紋の男は「花火の宴」で花火がしたかったのか・・・。
顔立ちは外国人風だし・・・勘違いしたのかな。

何てことはもちろんないだろうけど。

そもそも花火は持参したのか、「花火の宴」というからには店に常備していたのか。
記念日のお祝いイベントで花火をしたり・・・そんなことのために。

窓ガラスを割って、外にイスを投げたり瓶を投げたり。
包丁を振りまわしていたようだが、人質がいるわけでもない。
それなのに特殊部隊がぞろぞろやって来て逮捕までに2時間半もかかっている。

これはお粗末すぎないか。

もっと凶悪なテロリストだったら、日本の警察は手も足も出ないと思わずにはいられない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする