急に大江健三郎の「個人的な体験」を読みたくなって再読した。
「扉に《希望》と言う言葉を書いて贈ってくれたバルカン半島の小さな国の辞書で、最初に《忍耐》という言葉をひいてみるつもりだった」
もう40年以上前に読んだこのラストの文章がカッコよくて大好きだった。
三島由紀夫はラストのハッピーエンドを批判した。
教養小説っぽい終わり方は確かに物足りないが、ボクはあの一文だけで読む価値があると思っている。
急に読みたいと思ったのは、ウクライナからバルカン半島を連想したからだろう。
急に大江健三郎の「個人的な体験」を読みたくなって再読した。
「扉に《希望》と言う言葉を書いて贈ってくれたバルカン半島の小さな国の辞書で、最初に《忍耐》という言葉をひいてみるつもりだった」
もう40年以上前に読んだこのラストの文章がカッコよくて大好きだった。
三島由紀夫はラストのハッピーエンドを批判した。
教養小説っぽい終わり方は確かに物足りないが、ボクはあの一文だけで読む価値があると思っている。
急に読みたいと思ったのは、ウクライナからバルカン半島を連想したからだろう。