徳島市が計画している音楽ホールの建設に141億円かかるという。
現市長が「高すぎる」という理由で潰した西新町での事業費が156億円。
現時点での15億円の差をどう見るか。
当初の予算が膨れあがるのはままあること。
となれば、その15億円の差もどんどん縮まるはず。
さらに、141億円の事業費に、西新町に対する損害賠償金は入っていない。
さらに、さらに問題は完成時期。
計画では2023年度の完成予定が5年遅れる見込みだという。
こんな巫山戯た話はない。
そもそもJR徳島駅西側と決めた時点で評判は悪い。
地元紙の読者の手紙でも、散々批判されている。
駅に近いという理由は、だから何というレベル。
遠いという理由で却下された旧動物園跡は、駅から歩いても15分程度。
適度な散歩レベルでしかない。
滑稽なのは市立体育館の移転先候補に旧動物園跡が上がっているが、その理由は「駅から近い」というもの。
脳味噌の構造が疑わしい。
仮に現行の計画通り進んだとして、完成時期に現市長が市長でいる可能性は極めて低い。
前市長への反対勢力に担がれ、何のビジョンもなく市長となった現市長。
音楽ホールと言い、阿波おどりと言い、軋轢だけを残して去って行くような気がしている。
後に残されるのは市民の嘆きか。