病める大国

久しぶりの日記です。

このところ体調が低空飛行を続けています。
なんとなく優れないのです。
歳ですね。

己の体調が優れないと、世間の出来事などどうでも良くなります。
世界の危機より、己の危機。
海の向こうの戦争より、半径100メートルの出来事の方が重要ですからね。

海の向こうといえば。アメリカの大統領選が面白いですね。
トランプの快進撃。
発言の極端さが保守系アメリカ人の喝采を浴びているようです。
病んでますね。
病めるアメリカ。
大国は大国故に、いつも病巣を抱えているのでしょう。

民主党にしてみれば、トランプがこのまま共和党の候補になってくれた方が良いと思っているのでしょう。

大統領といえば自民党の丸山議員の発言が問題視されました。
アメリカという国を礼賛することの是非はともかく、文脈を読み取れば「アメリカを褒め称えている」だけのことで何ら問題とは思いません。

「奴隷だった黒人が今やアメリカの大統領になるアメリカの変革のダイナミズムは凄い」ということでしょう。
オバマが移民の子であり奴隷の子ではないとかどうでも良い話。
黒人を馬鹿にしているわけでも人種差別を意識しているわけでもないですね。
ただただ「アメリカは素晴らしい！」と絶賛しただけです。

そういう意味では、丸川珠代の発言とは全く別物だと思いますね。
あれは救いようがありません。

宝くじと脱法ハーブ

栃木で「豪雨災害の被災者に使ってください」と2千枚のジャンボ宝くじが置かれていたという話がありましたね。

顛末は周知の事実でしょうから割愛しますが、一番困っているのは国ではないでしょうか。
だって「2千枚（60万円分）で当たったのは12万円」ですからね。
如何に当たらないか知らしめてしまいました。

しかもその内訳が破壊的ですよね。
5等3千円20本と6等300円200本。
つまり1等どころか4等（下4桁5万円）すら当たっていないワケです。

2千枚でこの惨憺たる結果に、宝くじファンはどう思ったんでしょう。

たまにジャンボを10枚、20枚買う程度のボクはそもそも当たるとは思っていませんが（もちろん奇跡的なまぐれも微かには期待している）、100枚、200枚買う人いますもんね。
ちょっと萎えちゃうんではないでしょうか。

もっとも宝くじの「タチの悪さ」は常識。
還元率は５０％以下ですからね。
つまり半分以上はお上が召し上げるワケです。

ヤクザより悪質とは、かつて安部穣二が書いていました。
競輪や競馬は７０％以上還元されます。
なのに通い続けると「ギャンブル狂い」とか蔑まれることもありますが、宝くじを買い続けてもそうは言われません。

脱法ハーブはハーブという名称が「違法性を認識させない」として名称変更されましたが、宝くじも似ていますね。
ギャンブル性に気づかないまま「買い続ける」という点では。


それでも何処かに当たる人はいる。
それが自分でないとも限らない・・・。
それが罠ですね。

お上の企みに気づいて目覚めるか、夢を見続けるか・・・。
もちろんそれは自由です。

三匹目のドジョウ

恵方巻きって、何なんでしょうね。

歳神の来臨する方角（恵方）を向き、太巻きを黙々と丸かじりする・・・。

滑稽ですね。

本気でこんなことやってるんでしょうか。

洒落なら良いですけど。
本気だったら、ちょっと引いちゃいますね。

大阪発祥らしいですね。
あわよくばバレンタインやハロウィンに続けと。
三匹目のドジョウでしょうか。

ボクは断じてしません。
そんなバカげたこと・・・。

巻き寿司を食べるなら、ちゃんと切って食べます。