築地は朝から賑わっている。
さて、朝ご飯は何にしよう。
迷って鮪にした。
本鮪の中トロ丼。
マグロの他にイクラとウニが入って2,500円也。
ウニは当たり外れがあるから烏賊に変えてもらった。
朝からニューヨーク並みに贅沢だが、支払いは３千円の「ただいま東京クーポン」。
どうせ税金だ。
善良な国民としては、些か心苦しいが、政治家はあの手この手で税金を食い物にしている。
多額の税金を納めてきたボクが、これくらいの税金を文字通り「食って」もバチは当たらないだろう。
ご馳走様でした。
我が思春期の大泉学園。
駅からバスで大泉学園中学校へ🚌
芝生と雑木林だらけの風致地区だったが、びっしりと住宅が建ち並んでいる。
中学校から真っ直ぐに伸びる道。
これが通学路だった。
ここを宮沢りえも歩いたのか？
友達と遊んだ公園。
もっともっと広かったような気がするが...。
東京懐かし散策。
さて、次はどこに行こうか。
「おういくもよ ばかにのんきそうじゃないか...」なんて詩もあるが、
つい呼びかけてみたくなる飛行機雲が、やたらに目立っていた。
「おーい、どこへ行くんだい？」
いずれが椿か山茶花か。
これはどっちだ？
時期的には山茶花のような気がするが。
サザンカと言えば、「たきび」と言う歌を思い出す。
昔はあちこちで焚き火をしていたが、今は出来ない。
今でも小学校で、あの歌は習うのだろうか。
サザンカの咲いた垣根を曲がると、皇帝ダリアが居丈高に見下ろしていた。
人生は不思議だ。
良いこともあれば、悪いこともある。
まさに人生は山あり谷あり。
禍福は糾える縄の如く、繰り返す。
村田兆治が焼死した。
プロ野球史に残る大投手、村田兆治。
最近はメディアの露出もなかったが、久しぶりに名前を聞いたのは羽田空港でのトラブルだった。
引退してもなおトレーニングを欠かさなかったと言う野球バカ。
ストイックなイメージの男に、空港のトラブルは意外だった。
しかし悪いことは続くもの。
この谷を通り抜けられたら、また明るい光が差し込んだだろうに。
残念ながら、マサカリ兆治は死の谷から抜け出せなかった。
合掌。
