今年もあと２日。
来年は徳島の人口は７０万人を割るらしい。
大学の先生が少子化を政治の責任にしているが、まあ的外れ。
ニジェール、マリ、ソマリアと比べて、どっちが住みやすい？
世界の人口は８０億。
先進国だけが減っている。
政治でどうにかなる問題じゃあない。
小津安二郎の映画では、大抵、親が年頃の娘の結婚を気に病んでいる。
父親の友人らが、ああだこうだと口を出したり。
娘は嫁に行くもの、というのが当時の常識。
だが今は「彼氏はいないの？」「結婚はしないの？」そんな事すら軽々に聞けない時代。
親戚のお節介おばさんは活躍出来ない。
先進国では少子化は必然。
女性の権利を優先すれば、家でじっとなんかしないよね。
今更、小津の昭和には戻れない。
給食や学費をただにしたり、子育て手当を増やしたりしたところで焼石に水。
女性の権利を守りながら、昭和の価値観を社会に根づかせるというウルトラＨ級の技を見つけないと。
師走の町を歩く。
神社は氏子たちが集まって迎春準備に追われている。
日々、小掃除を続けて我が家も年越しに備えている。
今年も終わっちまうなあ...🥲
雪が残り、所々凍った道を歩く。
足を取られることもしばしば。
小股で歩いても危ない。
雪後の道は、小歩危だらけ。
何とか転ばぬだけの体幹はまだ大丈夫らしい。
青空に向かって真っ直ぐ伸びる線路。
♪ああ中央線よ空を飛んで あの娘の胸に突き刺され
何て情熱は雪のように溶けた。
タレントの高見知佳さんが亡くなった。
６０歳。
３０年以上前、日本テレビの『追跡』と言う番組で、何度かお会いしている。
ボクが３６歳の時だったから、彼女は２８歳だったわけだ。
頭の回転の速い、気遣いのできる人だった。
鬼のエグゼクティブディレクター、佐藤孝吉さんの厳しいチェックを受けているボクに、優しい言葉をかけてくれた。
オンエア後にスタッフルームで、水割りを飲みながら青島幸男さんらと談笑した記憶が懐かしい。
合掌。
新潟で大雪となり、スコップが...。
スコップとシャベル。
この違いがややこしい。
西日本と東日本で、正反対だと知ったのは最近のこと。
１０歳まで西日本で育ち、１１歳から東日本で育ったが、困った記憶はない。
両親は西日本。
だからスコップと言えば、園芸などで使う小さいもの。
歯の肩の部分に足をかけて掘る大きなものがシャベル。
だが東日本では逆。
東京で暮らしていた頃、違和感を覚えた記憶はない。
使っていたはずなのに...。
大雪で立ち往生した時に備えて「スコップを」と言われて、「いや、シャベルだろ！」と思うボクは、やはり根っこは西日本にあるらしい。
ゴジカルに出演しているシャベルズは、どっちだ？
