気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

偽善の夏

2019-07-31 11:12:06 | 日記

この夏、注目の話題が2つ。

大船渡の佐々木くんの件と参院選のれいわ新撰組の件。

 

吉本興業はどうでも良い。

 

2件の共通は世論が分かれているということ。

肯定と否定。

 

時代に即した物分りの良い進歩派を名乗るなら、佐々木くんの登板回避を称賛し、れいわの2議席獲得を快挙と礼賛した方が良い。

 

ところがボクはどちらも逆打ち。

 

佐々木くんの場合、監督判断が称賛されているが、ボクには偽善的に映っている。

繰り返すが、決勝戦の前に190球も投げさせているのである。

そこは誰も指摘しない。

不思議。

 

高校野球は教育と仰る人もいるが、これまた偽善的。

教育だと仰るなら真夏にやることを批判しなきゃ。

各県の代表と言いながら、強豪校は他県からの野球留学で成り立っている実態を批判しなきゃ。

 

佐々木くんの将来を考えてという時点で、高校野球がプロ養成機関となっていることを認めたも同然で、全く教育的ではない。

教育なら高校生たちに高校最高の思い出を作らせるのべきだったのでは。

 

毎日新聞と朝日新聞の販売競争で始まった高校野球。

それ自体が全く教育的ではない。

 

こんな真夏は避けて、秋に年一回の大会にすれば余程いい。

 

嗚呼、偽善の夏。

 

 

 

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あだ花

2019-07-30 14:54:06 | 政治

「れいわ新撰組」が2議席を獲得し、「N国」が1議席を獲得した参院選挙。

低投票率が招いた徒花と言ったら言い過ぎか。

 

しかし山本太郎が奇しくも言ったように選挙をエンタメ化し、面白がって投票した結果だと思っている。

 

これは実は恐ろしいこと。

 

安倍一強の与党、政権交代を活かせなかった野党。

既存政党に嫌気がさした国民が多いのは事実。

ボクもそうだし。

 

その隙間に咲いた徒花。

 

メディアは「れいわ」の戦略を持て囃す。

だが重度の障害者を送り込むことが、公約の達成にどう繋がるのかボクにはさっぱりわからない。

 

「れいわ」の公約の要は消費税廃止。

税収の30%もある消費税を廃止し、なんで補填するのか。

それを実現するため、あの2人がどうやって戦えるのか。

 

重度訪問介護制度の不備をまずは訴えるようだが、それは結構。

十分話し合い、必要とあらば改正すればいい。

 

じゃあ、その後は。

 

障害者を前面に出されると、誰も否定できない。

誰も差別主義者と見られたくないから、鷹揚になる。

 

それは明らかにおかしい。

おかしいが下手に言えない。

 

これは健全ではない。

 

あの2人と誰が本気で論争できるだろうか。

 

消費税廃止などという絵空事に投票した人たちがどこまで寛容かは知らないが、移ろいゆくのが人心。

花に寿命があるならば、徒花もやがては枯死する。

 

山本太郎という稀代のアジテーター。

左派ポピュリズムのような主張。

右派ポピュリズムのようなパフォーマンス。

救世主を崇めるが如く熱狂する支援者たち。

 

左に思いっきり振れれば、反動で右にも大きく振れるもの。

 

幕末の新撰組も時代に弄ばれた徒花だった。

れいわの新撰組がどんな運命を辿るのかは知らないが、あの2人が傷つかないことを願うばかり。

 

 

 

 

 

 

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無念の夏

2019-07-26 10:33:22 | 日記

大船渡の佐々木朗希投手が決勝で登板せず花巻東に負けた。

監督が佐々木に投げさせなかったことに賛否両論ある。

どちらかと言うと英断と称える声が多いが、本当にそうだろうか。

 

監督は佐々木の将来を考え、壊れないようにと思っての判断だと言うが、やっていることは矛盾している。

彼は中2日の4回戦で194球も投げさせられているのだ。

本当に彼の肩を思うなら、この時点で球数制限をしたはず。

 

おまけに中2日の準決勝も登板させ129球投げさせている。

これはおかしくないか。

 

こうなると「彼の将来を考えて」という言葉が偽善ぽく聞こえてくる。

 

佐々木投手は現時点で高校生としては逸材かもしれない。

監督は彼がプロでも活躍する逸材と思っているから「将来を考えて」という発言になったのだろうが、超高校級逸材が必ずしもプロに行き活躍できると言う保証はない。

 

監督は彼の未来を差配できない。

それは神様の領域。

 

大船渡の選手たちにとって甲子園は憧れだったはず。

佐々木くんの将来を監督は慮ったと言うが、他の選手の現在に思いは至らなかったのか。

大多数の選手たちにとってプロなど無縁ならば、せめて甲子園出場を青春の思い出にしたいという思いもあるはず。

彼らの無念を監督はどう考えるのか。

 

今回、賛否両論あるのは、決勝まで進んだから。

もし準決で佐々木くんを登板させず負けていたら、ここまでの議論にはならなかったはず。

勿論、準決で温存し勝ち進んだとして、決勝に登板させても負けたかもしれない。

それでも悔いは残らなかっただろう。

 

筑波大学を出てアメリカの独立リーグでもプレイしたという監督、そこで球数制限の重要性を学んだらしいが、ちょっと頭デッカチになっていたのではないかな。

 

明日のことは思い煩うな。

とキリストも言っているし・・・。

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バリアフリー

2019-07-24 14:15:42 | 政治

「れいわ新撰組」から2人が当選した。

どちらも重度障害者。

国会のバリアフリーが進むと賞賛する声が多い。

自民党が設定した比例区の特定枠は頗る不評だったが、逆手にとった格好。

 山本太郎の作戦勝ちといったところか。

しかし手放しで喜べることかと言えば疑問。

ろくでもない議員が多いから、それに比べれば・・・

と言う意見はあるかも知れないが、

ろくでもない議員を引き合いに出す時点でアウトだろう。

 

かといって忙しく飛び回ることも出来ないだろうし、

深夜に及ぶ審議にずっとつきあえるかと言えば、それも疑問。

議会を欠席しても、議会中に居眠りしてもスマホを見ても、

メディアはチェックして意地悪に報道する。

体調がすぐれぬことも多いだろうに心配してしまう。

障害者の生の声を届けることが大事なんだ。 

と言う人もいるが、障害者の声は障害者しか届けられないというのなら、

そもそも国会に意味がなくなってしまう。

1億人には1億人の意見があり、問題があり、願いがある。

それを代表して代弁するのが選良。

障害者を語れるのが障害者だけなら、

戦争を経験していない人間に戦争の是非は語れなくなってしまう。

 

山本太郎がどういう意図であの2人を特定枠にして選挙をしたかは知らないし、

国民がどういう意図で投票したのかもしらない。

投票した人たちはあの2人に何を期待しているのだろう。

ちょっと分からない。

 

山本太郎のことはよく知らないが、テレビで見た選挙活動は、

ヨーロッパで流行の極右政党に似ていると思った。

恐らく目指しているのは正反対なんだろうが。

 

ちょっと宗教がかって見えた。

 

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風向き

2019-07-23 15:39:13 | 日記

テレビは朝から吉本一色。

社長の会見に批判の嵐である。

 

しどろもどろの会見は確かにマイナス効果しかなかった。

残念な会見ではあったが、理解できる部分も勿論ある。

 

それにしても風向きって一気に変わるんだね。

分かってはいたが、絵に描いたような変化で面白い。

同時にそれはとっても危ないことだとは思うが。

 

吉本の芸人たちが色々発言していて心配する。

この機に乗じて言いたい放題の感もあり、しっぺ返しが怖くないのかと思ってしまう。

帯のMCをしている加藤浩次くらいなら不安もないだろうが、下手に尻馬に乗ると痛い目にあうのが世の常なのだから。

 

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