この夏、注目の話題が2つ。
大船渡の佐々木くんの件と参院選のれいわ新撰組の件。
吉本興業はどうでも良い。
2件の共通は世論が分かれているということ。
肯定と否定。
時代に即した物分りの良い進歩派を名乗るなら、佐々木くんの登板回避を称賛し、れいわの2議席獲得を快挙と礼賛した方が良い。
ところがボクはどちらも逆打ち。
佐々木くんの場合、監督判断が称賛されているが、ボクには偽善的に映っている。
繰り返すが、決勝戦の前に190球も投げさせているのである。
そこは誰も指摘しない。
不思議。
高校野球は教育と仰る人もいるが、これまた偽善的。
教育だと仰るなら真夏にやることを批判しなきゃ。
各県の代表と言いながら、強豪校は他県からの野球留学で成り立っている実態を批判しなきゃ。
佐々木くんの将来を考えてという時点で、高校野球がプロ養成機関となっていることを認めたも同然で、全く教育的ではない。
教育なら高校生たちに高校最高の思い出を作らせるのべきだったのでは。
毎日新聞と朝日新聞の販売競争で始まった高校野球。
それ自体が全く教育的ではない。
こんな真夏は避けて、秋に年一回の大会にすれば余程いい。
嗚呼、偽善の夏。