平成が終わる。
昨日、NHKを見ていて、コント55号が平成の紅白歌合戦に出ていたことを知って、少なからず驚いた。
コント55号は「昭和」だと思っていたからだ。
平成はもう30年も平成だったのだと改めて実感した。
かつては天皇制に疑問を持っていた少年が、平成天皇の終焉に際し、天皇という存在の意義、素晴らしさを再認識している。
少年とは、つまりボクのことである。
天皇が世襲であることを非民主的と批判するナンセンス。
世襲であるからこそ、天皇には意味がある。
国民代表として安倍晋三が退位の儀で謝意を述べた。
国民代表である。
選挙で選ばれたということが唯一の拠り所である国会議員と、世襲でなる天皇。
民主的であろうがなかろうが、人を蹴落とし、嘘をつき、権謀術策をめぐらせ成り上がったものより、どちらが高潔かは一目瞭然だろう。
天皇、皇后、2人の足跡をテレビが伝えている。
2人の振る舞いも、2人に寄せる日本人の思いも素晴らしい。
象徴天皇は、即ち、日本の誇りだと思った。