嘘が嘘を産む。
古今東西、嘘に関する箴言は数知れずある。
「ひとつの嘘を押し通すためには別の嘘を２０発明しなければならない」
「いかなる虚偽もさらに別の虚偽を捏造せずに主張できない」などなど。
日本学術会議を巡る菅義偉の答弁は「嘘の拡大再生産」
己の発言の矛盾など強引になぎ倒して苦し紛れの言い訳を続ける。
かつてここまで酷い首相がいただろうか。
「推薦リスト」を見ずして「総合的、俯瞰的に判断して自分で選ぶ」という超能力を発揮し、「大学や地域、性別に偏りがある」と言いながら「女性の教授」「立命館大学の教授」を外してしまう。
自分の嘘でがんじがらめ。
もう何言ってるのか自分でも分かってないんだろうね。
安倍晋三の方がまだマシと思えるほど酷い。
「鬼滅の刃」が大ブームらしい。
全く興味ないが、先日テレビでやっていたので見てみた。
いや見ようとしてみた。
家族が鬼に殺され、１人生き残った妹も鬼になる。
家にいなかった主人公の炭治郎が妹を人間に戻すために修行の旅に出る・・・という話らしい。
妹が竹輪みたいな竹を口に咥えてるのが変で、途中で撤退した。
大人が楽しんで感動して涙を流しているらしいと聞いて驚いている。
漏れ聞こえてくる話では、鬼となった人間が人の心を取り戻すとか、鬼は誰の心にもある憎しみだとか、なんだかとっても陳腐。
よほど面白い映画や小説に触れていない大人たちが喜んでいるのか。
古今東西そんな話は腐るほどある。
ハードルが低いのだろう。
漫画にも面白いものは沢山あって、漫画をバカにはしないが、この異常なブームには恐れ慄き、呆れている。
もちろん読んでないから真相は分からないが。
横田滋さんのお別れ会が行われた。
当然のように菅首相も出席、挨拶に立った。
ニュースを見てがっかりしたのは、菅義偉が原稿を読んでいたこと。
別に大したことを言っているわけでもない。
通りいっぺんの内容。
それくらい自分の言葉で言えよ！
菅直人はいつも遠い目をしていた。
菅義偉はいつも虚ろな目で奥に爬虫類のような鈍い光り（怨念）を秘めている。
どちらも眠たそうな目であることは変わりない。
安倍一強政治が長く続き、それを無批判に継承する菅政権になり、日本はどんどん変な国になっている。
「日本学術会議」を巡っての社会のありようもとっても気色悪くなっている。
政権は６人の任命拒否理由を明らかにするというシンプルな問いかけを蔑ろにしたまま、学術会議のあり方に国民の目を向けさせる。
自民党の政治家だけでなく、政権シンパと思しき言論人たちが執拗に援護射撃。
しかも出所不明の批判を繰り広げる。
それに呼応するかのようにネトウヨたちが、政権を批判するようなネットニュースをことごとく罵倒しまくるという異常事態に陥っている。
それはとても醜い。
この醜さを招いたのは、紛れもなく政権の奢りだ。
そのことだけでも現政権は罪深い。
世論調査で学術会議のあり方を見直すべきという意見が７０％近くもあるのは政権シンパの批判が功を奏したということ。
名前すら知らなかった日本学術会議のあり方について何を知っているというのか。
政権シンパが強調するのが「民主的コントロール」
バカの一つ覚えのように繰り返す。
選挙で選ばれた政治家がハンドリングすべきだと。
ヒトラーも選挙で選ばれたというのに。
絶対視は危険だという教訓。
税金、税金とこれまたバカのひとつ覚え。
たかだか１０億で偉そうに。
国費を投じて学術会議を作ったのは先人の知恵だ。
戦争への反省。
政治の暴走を食い止めるためのタガ。
孫悟空の頭にはめられたキンコジ。
敢えてはめたタガを、敢えて外そうとする菅政権。
とっても危険な匂いがする。
天気が良いのでドライブ🚗
お隣、香川県の讃岐まんのう公園。
高速を使えば１時間ちょっと。
コキアが紅葉していると聞いて行ってみた。
コキアは和名ホウキグサ。
これで箒🧹を作っていたらしい。
茨城のひたち海浜公園のコキアが有名だが、まんのう公園も中々。
きれいに色づいていた。
まんのう公園にはコスモス園もある。
秋桜。
青空に映えるコスモスは美しい。
