寝言

消費者庁を徳島に移転しようという話の結論が先送りされました。
その代わりに研究拠点を徳島に新設するそうです。

はなから移転はないと思っていました。
精々一部機能の移転でお茶を濁す程度だろうと。

安倍政権の１億総活躍とか地方創生とか、所詮、絵に描いた餅とは思っていましたが。

おちょくられたのではないでしょうか。
まさか徳島くんだりが移転に名乗りをあげるとは思ってなかったんでしょうね。

安倍政権の底の浅さですかね。

まさかの展開に引くに引けず、そもそも腰が引けているから、試験業務も中途半端。
国会対応に難がある、と今さら難癖つけられても、地方に移転すれば国会が遠くなるなど子供でも分かること。

どこに落とし所を見つけるのかと注視していたら、研究拠点の新設ときた。
で、移転の結論は３年後に先送り。
バッカじゃないの。

地方創生なんて嘘っぱち。
地方は痴呆、どんどん疲弊してください。
参院選だって合区です。
地方の声なんか届きません。
１億総活躍？そんなの無理に決まっているじゃないですか。
わたしの寝言を信じちゃいけませんよ・・・by sinzo abe

匿名

相模原の事件で被害者は匿名になっています。
これが、この国における障害者の立場であり、犯人が犯行に至る引き金でしょう。

共に生きる社会。
障害者と健常者の共生。

これはあくまで理想であり、現実は遠くにあります。

被害者がなぜ匿名か。
家族が隠したいからです。
我が子が障害者であることを。
身内に障害者がいることを。

もちろん、全てではありません。
でも、少なからずいるわけです。
残念ながら。

障害者の遺伝子が結婚の妨げになる。
あるいは就職の妨げになる。
ばかげた話ですが、そういうモノサシが存在することも否めません。

家族と絶縁状態の入居者。
犯人はそう手紙に書いていました。

哀しい現実を目の当たりにしてきたわけです。

「障害者は誰からも望まれていない」
単純な数式が、男の頭を占有しました。
身勝手な論理です。

古事記の蛭子を思い出します。
不具は忌み嫌われました。

その思想の残滓は人間のどこかに残されたままです。
残念ながら。

とても前向きに生きている障害者もいます。
その家族もいます。
ボクも取材したことがあります。
美しく、逞しく生きています。
でも、どこかで疑問符をつけてしまいます。
「ホントは障害がない方がいいんじゃないですか？」と。

大抵の人間は自分を健常者だと思っています。
目に見える障害がないだけで。
心の不具は見えませんからね。
ホントはもっと深刻な障害者かもしれないのに。

メディアはヒトラーに飛びついて表面を舐めまわしています。
誰も本質にアプローチしようとしていません。
唯一、朝刊で共同通信の配信記事が「匿名」に触れていました。

この国の障害者の現実。
それは語ることさえ憚れるタブーなのでしょうか・・・。

半径5メートル

今日は休みでした。
相模原で起きた凄惨な事件に心が痛みます。

抵抗できない相手を殺戮する。
おぞましい感性。

３０人が殺された戦前の津山の事件に次ぐものかもしれません。
八つ墓村です。


さて、気分一新。
今夜は豚バラブロックをローストしました。
付け合わせはポテトサラダ。
ナスとキュウリの塩揉みは箸休めです。

ビールに日本酒。
半径5メートルのささやかな幸せです。

生放送

テレビをザッピングしていたら、東国原英夫と上西小百合が互いを罵り合っていた。
どちらも好きではないが、東国原英夫の下品さが際立っている。
揚げ足取りの子供じみた怒り。
坂上忍がよほど聡明。

やっぱりこの男、頭が悪い。性格悪い。
生放送は怖いね。
本性を炙り出してしまう。

上西小百合の引き立て役になってしまった時点で、勝敗は決している。

懐かしきかな

徳島の夏、阿波踊りが近づいています。
窓を開けると、遠くから太鼓の音が聞こえて来ます。
練習に熱が入っているようです。

エアコンをつければ窓を閉めるので練習の音は聞こえてきません。
テレビをつけても聞こえてきません。

テレビを消して、窓を開け、網戸から入り込む風と祭りの音を楽しむか。

一時代前なら、窓を開け涼んでいたでしょう。
蚊取り線香なんぞ燻らせながら、遠くの祭りに想いを馳せる。

団扇など扇ぎ、風鈴の音も混ざり、ビールなど飲みながら。

祭りの音は、懐かしさを連れて来ます。