北島シネマサンシャインで、瀬戸内寂聴のドキュメンタリーを観た。
これはホームビデオだと思った。
ダメだと言っているのではない。
褒め言葉として使っている。
家族でなければ撮れないところまでとっている。
初めはその密着感も馴れ馴れしい会話も、ディレクターの過剰な露出もうざったいと思っていた。
冒頭でディレクターが離婚していると言う自己紹介があった。
無意味だと思ったが、これが後で効いてくる。
制作者と被写体の距離感は大事で、近すぎると観客（視聴者）は置いてけぼりにされて白けるものだと思っている。
だが、いつの間にかその思いは払拭されていた。
ホームビデオだと思えたからだ。
距離は近すぎたのではない。
無かったのだ。
１７年の密着取材。
カメラは次第に老いて行く姿を冷徹に映し出す。ユーモラスに、チャーミングに、残酷に。
寂聴さんは人生の最期に恋をしていたのではないか。
そうであれば良いと思った。
最高裁の判断に驚いた。
原発は国策だ。
ならば推進して来た国が責任を取るのが当然ではないか。
最高裁は「どんな対策を取っても津波被害は免れなかった」と結論づけた。
故に国に賠償責任はないと。
こんな判断が下されて、原発の再稼働を容認できるのか？
「想定外の事故が起きても国に責任はない」と明言したようなもの。
電力会社もやってられないのでは？
裁判長の補足意見が重要。
「国策として進めた以上、過失の有無に関係なく責任を担うべき」。
当然だ。
だがこう付け加える。
「国家賠償法上の判断は被災者救済とは異なる問題だ」。
これが法律。
実態とかけ離れた法解釈などナンセンス。
浮世離れした空論は学者同士でやってくれ。
法律は実生活と密接に生々しく存在しているもの。
理屈など糞食らえだ。
ついでに言えば「１票の格差」と言う憲法解釈も空論。
合区がもたらす「格差」こそ実態で、そこは無視している。
中々のレベルの破廉恥さ。
いかにも権力を見せびらかしそうな地方議員の相。
１８歳と飲酒、淫行、パパ活。
弁解もしないのは出来ないから。
さっさとお辞めになるべきだろう。
奇しくも旧文通費の使途公開が先送りになった。
女子大生とのパパ活費。
そりゃあ公開出来んわなあ。
文通費改め「援交費」にすれば？
所得倍増がいつの間にか資産所得倍増。
抜け抜けとよく言えたものだ。
「国民の皆さん、投資して資産を増やして下さい。よろしくね」。
「はい、分かりました」と誰が言う😤
ふざけた野郎だ。
「皆さん、ギャンブルで一発当てましょう！」と何が違うのか？
リスクを補償してくれるなら、有金全部投資してあげるよ。岸田くん。
こんなレベルで総理大臣。
やれやれ。
「浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」。
石川五右衛門の辞世の歌とされているが、全く慧眼で悪いヤツらは後を立たない。
ネットを利用した副業詐欺が増えているらしい。
騙すヤツが悪いのはもちろんだが、これに関しては騙される方にもかなり問題がある。
「１日１０分で月収１００万円！」。
そんなアホな。
そんな旨い話があるはずがない。
被害者は２０代の女性が多いらしい。
人の弱みにつけ込むのが詐欺。
うら若き女性たちにどんな弱みがあるのやら。
精神的や経済的に弱っている時に、甘い誘惑にふらふらと誘い込まれる危険は理解できる。
需要と供給。
騙されてくれる人がいないと詐欺は成立しない。
感染症に罹るかどうかは、その人の体調に依ることが多い。
悪いヤツも悪い菌も、人の弱みにつけ込むものだ。
