気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

されど鯨

2018-12-30 14:32:00 | 政治

IWCからの脱退はすこぶる評判がよろしくない。

結果、日本は何も得しないというのである。

 

IWCが鯨の保護に走って機能停止になっていることは間違いないのだが、脱退しても日本人が食べられる鯨の総量は増えるどころか減る可能性の方が高いらしい。

 

南氷洋の調査捕鯨で捕っていたクジラの量がそれだけ多かったということで、多分、日本人の多くがそんなことは知らなかった。

 

じゃあなぜ脱退したか。

 

これはもう安倍晋三と二階俊博の横暴でしかない。

太地、下関というクジラ漁の拠点を選挙区に持つ、時の政権の独断専行。

 

国際捕鯨委員会からの脱退を、国際連盟からの脱退と重ね合わせてイメージした人は多いはず。

国際協調を旨とする日本が、あんな2人の独断専行で国際的組織から脱退して良いのか。

大いに疑問。

 

この国はまるで独裁国家への道を歩んでいるようだ。

 

たかがクジラ、されど鯨。

こういう非民主的な政治決定が、過去どれだけ間違いを犯してきただろうか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

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ホエール日和

2018-12-26 12:02:35 | 日記

IWC(国際捕鯨委員会)から日本が脱退することを決めた。
白人至上主義の世界観が作り上げた「世界秩序」に風穴を開けるようで面白いとも思うが、短気は損気という気がしないでもない。

そもそも「鯨資源の保存及び捕鯨産業の秩序ある発展を図ること」を目的に設立されたはずの「IWC」が、反捕鯨国の加入で目的が変節してしまっている。
よく指摘されるように「機能不全」に陥っているわけで、人間なら、もう死んでいる。

「反捕鯨」は感情論
知能が高い動物は殺して食べてはいけないなどと偽善も甚だしい。

反捕鯨の中心であるアメリカやヨーロッパの国々が、どれだけ知能が高い「人間」を殺戮してきたか。
日本はもう70年以上、戦争という名の「人殺し」はしていない。
戦争ならずとも、巷に溢れた銃で殺し合うのは日常茶飯事。
そんな国々が「反捕鯨」でヒューマニストを騙っている。

食べなきゃ良いのかい!?

脱退が遂行されれば沿岸の商業捕鯨が可能になるというが、そう簡単な話でもないらしい。
反捕鯨国からの批判も意地悪もあるだろうし・・・。

それに仮に目出度く捕鯨が再開されたとしても、今の日本人に鯨肉を欲する需要があるかどうかも不明。
そもそも若い連中は鯨なんて食べたことがない。

ボクらの世代は非常に近い存在で、今でも気の利いた居酒屋などで鯨のカツや竜田揚げなどのメニューを見ると注文してしまう。

もちろん鯨肉が食べられなくなったとしても誰も困らない(多分)。
しかしながら鯨を保護しすぎると、他の魚が減っていくだけ。
そちらの方が実は困る。

カンガルーやワニを喰う野蛮人には、そんなナイーブな話は分からない。

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美しき会見

2018-12-23 18:46:54 | 日記

つくづく自分も日本人なんだなあと思った。

 

今朝、テレビで見た天皇陛下の会見。

およそ16分間のお言葉。

それをノーカットで放送することを決めた番組のプロデューサーも、また日本人なんだと思った。

 

時に声を詰まらせながらの会見。

率直に素晴らしかったと思った。

感動もした。

 

若い頃は天皇制に疑問を持っていた。

誰もが流行り病のようにサヨク的思考を持っていたあの頃。

天皇制に対する批判も当然のようにあった。

 

天皇制を支持しようものなら、「お前は右翼か!」と揶揄された。

権力に逆らうことがカッコよく見えた時代だった。

 

でも今はもう違う。

そして今なら分かる。

 

戦後、天皇制の維持、国体の維持に奔走した先達たちの思い、その意味。

日本という国において、天皇陛下という存在がどれほどの意味を持っているのか。

 

素晴らしい会見の中でも、とりわけ皇后美智子さまに対する思いが美しい。

 

天皇という旅をともに歩んだ皇后への思い。

見事でした。

 

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Noisy Minority

2018-12-21 12:34:12 | 日記

今朝、フジテレビの「とくダネ!」にチャンネルを合わせたら、南青山の問題をやっていて、100人のアンケートで7割以上が児相の建設に賛成していると伝えていた。

おおよそ説明会というものは反対派が集まるもので声もデカい。
しょせんNoisy Minorityなのに、テレビからはその声ばかりが聞こえてくる。

賛成派の意見を聞いて面白かったのは、反対派は「青山新参者」が多いということ。
生まれながらの青山育ちにしてみれば、あんな人間ばかりが青山に住んでいると思われるのは大いに心外のようだ。

生まれながらのお坊ちゃま、お嬢ちゃまはノンビリ品良く育っているもので世間知らずが相場。
あんな騒動もどこ吹く風とノンシャランなのかも知れない。

子供三人を青山の公立小学校に入れた母親の高慢ちきな発言が繰り返し放送されているが、彼女の発言にあるように、青山ブランドに憧れて田舎から出てきた成り上がりが必死にブランドにすがりつこうとしているようにしか見えず、滑稽極まりない。

賛成派がこんな意見を仰っていた。
「心の富裕者になっていただきたいですね」

欧米の金持ちには寄付の精神が根付いている。
いわゆるノブレス・オブリージュ。

どれほど豊かな人たちが暮らしているのかは知らないが、その豊かさで悩める子供たちやその親を、優しく包み込んで欲しいものですね。

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他山の石

2018-12-20 11:34:19 | 日記

寝屋川の事件は死刑判決で一件落着のようだけど、被告は即控訴。
確か直接証拠は少ないはずだから、思い切った判決だとも言える。

舞鶴の女子高生殺人事件のように逆転無罪はあり得ないが、死刑が無期になる可能性はあるような気もする。

判決は被告の証言を荒唐無稽と切って捨てているが、深夜から明け方までうろつく中学生自体が一般常識の外。
いかにも言い逃れにしか聞こえない証言も、常識外の中学生たちなら実際にあったとしても不思議ではない。

この事件は常識という定規で測ろうとすると見誤る気がしている。

結果的に2人が死んでいるわけだから、山田被告の責任は免れようがないし、庇う気はさらさらないが、夜中にうろつく中学生とそれを許す親に対してもっと厳しい見方を世間はするべきなのだ。

山田被告が二人を車に乗せたのは午前5時
午後9時に家を出たまま帰ってこない中学1年生は一般的ではない。
その時、親たちはどうしていたのかは知らないし、子供たちがそれが初めての深夜徘徊だったのかは知らないが、昼間に無理矢理さらわれたのとは大違い。

子供たちにも落ち度は十分にあったのである。

裏を返せば、あんな時間に子供たちが徘徊していなければ、車に乗ったりしなければ、山田被告は殺人犯にならなかったかも知れないのだ。

世間にはああいう不届き者が一定数必ず存在している。
そんな連中にしてみれば、明け方にウロウロする子供たちは「飛んで火に入る夏の虫」状態。

ここは可哀想だが犠牲となった子供たちとその親たちにも落ち度があったと指摘しなければ、そしてそれを「他山の石」としなければ、第2第3のヤマダが現れることは間違いない。

世間には「」がいっぱい潜んでいる。
息を殺して獲物がやってくるのを待っている。

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