一寸先は闇と言われる政治の世界。
希望の党という生まれたばかりの台風が、民進党という沈みかけた舟を飲み込んでしまいました。
「反安倍政権」
これがよく分からないですね。
そもそも「反安倍」ってどういうことなんでしょう。
50%近い支持率を維持し続けている安倍政治。
何をどう変えるのでしょうか。
反原発でしょうか?
最近の安倍首相は図に乗っている。
だからお灸を据えなければならない。
そういう国民が多いのではないのでしょうか。
つまり、かつての民主党のような有象無象の希望の党に「政権まで任せる気は無い」というのが大勢のような。
ただ小池百合子が衆院選に出て首班を狙うというなら、様子は変わってくるかも。
日本人は新し物好きですからね。
でも都政を見捨てる行為は大逆風を生む可能性も多分にあるわけで。
小池台風🌪の進路、目が離せません。
シマウマでもヒョウでもない僕たち人間は、一生同じ服を着たりはしない。
着た切り雀という言葉はあるが、いつも同じ格好の人をからかったもの。
普通は服は着替えるものである。
同じ格好は飽きるしね。
だから一生消えない刺青を躰にまとう気持ちが理解できない。
多分、飽きるから、どんどん彫り続けていくのだろう。
最悪だ。
手首や足首などにシールのようなタトゥーを入れる若者も多いが、だったらそれこそシールで良い。
飽きたら変えられる。
刺青裁判で彫り師が医師法違反で罰金刑となった。
この裁判は興味深い。
タトゥー施術が「医療行為」と認定されたからである。
刺青彫りが医療なら、医学部で教えるのか。
医者が医療行為として施す刺青を、プールや銭湯が公序良俗に反するという理由で排除できるのか。
そもそも日本では反社会的行為という印象が強い刺青施術を裁判で争うからこんなことになる。
覚せい剤の注射は医療行為かどうか争うようなものである。
刺青自体は違法ではないから、勿論、シャブと同列には扱えないが。
刺青という背徳の花は、やはり日陰で育てなければならない。
裁判で争うなど野暮なことである。
今一度、日本をリセットしたく候・・・小池都知事が動き出しました。
「しがらみのない政治」・・・なんとも古めかしいコピー。
あの宮崎県知事すら口にしていたお題目。
「しがらみを絶つ」ことは「新しいしがらみを生む」だけのこと。
政治家は謂わば誘蛾灯。
しがらみを求めて有象無象が群がります。
都議会の閉会を待って小池都知事が電撃辞任、衆院選出馬表明というのがその筋の見方。
当人は否定しているようですが、もしその通りだとしたら大顰蹙でしょうね。
義理と人情ではありませんが、辞任のデメリット、出馬のメリットを秤に掛けて思案六法と言うところでしょうか・・・。
民進党が不甲斐ないだけに、希望の党が台風の目になる可能性は大。
でも、しょせん台風は台風。
いっとき吹き荒れて終わりです。
嵐の後に、残されたのは「希望」だけ。
そんなパンドラの筺のようなうまい話になりますかどうか・・・。
公明党の参議院議員が辞職しました。
長沢広明復興副大臣。
参院比例区2期目のセンセイだそうです。
元々は衆議院議員だったそうですが、参院比例区選出の議員などほとんど知られていません。
油断してたんでしょうね。
まさか自分ごときをと。
恐るべし週刊誌。
疎にして漏らさず。
議員宿舎って秘書や家族以外は泊められないんですね。
泊まった知人女性との関係に話が及ぶ前に、ルール違反で辞職しました。
早業です。
公明党もクールです。
首のすげ替えなど簡単なことですからね。