気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

海の沈黙

2024-11-24 15:00:25 | 映画

久しぶりに邦画を観た。

「海の沈黙」

倉本聰の書き下ろしと言うことで話題を呼んでいる。

脚本家の名前で話題になるって凄いよね。

「前略おふくろ様」も「駅STATION」も面白かった。

NHKで放送した「玩具の神様」も。

倉本聰89歳。

うーん、残念🥲

言いたいことはよく分かる。

「美は美、それ以下でも以上でもない。絶対的な価値」。

まずキャスティングに難あり。

何で石坂浩二?

本木雅弘、仲村トオル、中井貴一が同年代なのは良いけど、何で石坂浩二が?

違和感半端ない。

いくら倉本聰お気に入りだとしてもやり過ぎ。

主人公、本木雅弘が末期の肺がんとか、喀血してキャンバスに吐いた血が求めていた「赤」だとか…もう陳腐過ぎて😓

チラッと登場したインターポールとか、刺青のエピソードとかも要らんだろ。

倉本聰も老いたな😑

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関心領域

2024-06-09 14:41:53 | 映画

コロナになって、日常が変化。

旅はキャンセルしたし、観たい映画は見逃したし...。

久しぶりに映画館に行った。

「関心領域」

カンヌのグランプリ作品。 

いやあ、怖い映画でした😱

アウシュビッツ収容所の隣の豪邸で暮らす、ルドルフ・ヘス一家の日常を淡々と描いただけのもの。

花が咲き誇る庭で、幸せを享受する家族。

「楽園ね」なんて言いながら。

高い塀の向こうからは、絶えず、叫び声や銃声などが聞こえて来るが、一家にとってそれは鳥の鳴き声と何ら変わらない「音」でしかない。

一家にとっての関心領域は塀のこちら側だけ。

大勢のユダヤ人が殺されることなどどうでも良い事なのだ。

淡々と進む描写に退屈するが、それこそがテーマ。

人は己の関心領域以外には無関心だし、退屈なもの。

そうやって世界は塀の向こうに目を瞑り続けて来たし、続けている。

そういう意味では、われわれは皆、ヘス一家なのだ。

その事に気づいて愕然とさせられる。

怖い映画だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コーダあいのうた

2022-01-23 15:22:28 | 映画

「コーダ あいのうた」を観た。

フランス映画のリメイクらしい。

コーダ(CODA)とはChildren of Deaf Adult s(聾唖者の親の子供)という意味。

ストーリーはシンプルでありがちなものだが、こういう奇を衒わない真っ直ぐな映画も良いもんだ。

爽やかで感動的。

主演のエミリア・ジョーンズが良いね👍

何より主人公のルビーがオーディションで歌った曲にボクは感動してしまった。

ジョニーミッチェルの「青春の光と影」

中学生の頃見た青春映画(同タイトル)の主題歌。ジュディコリンズが歌っていた。

原題は「Both Sides,Now

良い歌です♪

懐かしきかな青春時代...

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする