本日は潮の流れについてちょっと。
釣りをやる方は潮を大変気にしてしらっしゃると思います。
一口に潮と言ってもいろんなパターンがありますね。
普段気にしているのは満潮、干潮時刻、それと潮位の差の小潮から大潮まで。
大体はこんなところで区別をしていると思います。
月齢、表と裏があるのはご存知だと思いますが月夜と闇夜。
日中に月が空にあるときの潮位差と日中に地球反対側に月がある潮位差。
夜の場合でも同じ、夜間釣りをされる方は闇夜、月夜でどちらに軍配があがるでしょうか?
これも潮の一つ。
地球、月の引力で1日2回潮位の変化があり毎日、時間が少しずつずれ変化をしていきます。
海の生物は潮に乗るプランクトンを捕食で小さい魚、それを追う中型の魚、まして中型を追う大型の魚とサイクルで上手く成り立っているのですね。
潮が動かなければ、まして風もない状態だと海は鏡のように静まりかえってしまいます。
遠く沖に流れる本流。
潮の潮位差でこの流れるラインが変わります。
本流に引かれる潮、支流ですが対岸近くの魚達はこの支流で生き延びています。
外海での鼻、沖瀬など本流がぶち当たる所では本流に乗るモンスターが生息していますので大物を狙うアングラーは通い続け手にする日を夢見て追いかけてしまうのです。
烏賊を狙う場合、どう狙うべきなのか。
魚の行動をよく見ればその周りに烏賊が付いているケースがあり、また回遊で回って来る烏賊も潮に乗ってくるので潮の動きをちゃんと見なければならないです。
たとえばA級ポイントに入ったとしても全く別の場所を潮が通し、または潮が全く動かないとかはいくらA級でもただの岸壁しかないのですね。
潮が動いていたら潮目がはっきりします。
筋を書いたようなライン。
上物、底物する方は潮目をちゃんと確認した釣りをやるんで目利きはいいですね。
他にも上層と下層の流れの向きが違う二枚潮とかもあります。
当然やりにくい潮ですね。
簡単にしか書いてませんが奥深いもので、潮の流れは魚も烏賊も活性をもたらしてくれるでしょう。
※過去の画像を使っています。