1月11日 北7m 波2m 若潮 月齢9.7 旧暦12/11
3連休が始まりましたが寒気の影響で天気は不安定だし寒い。
ただ、クリスマス付近より冬の恒例、ガンセキ(スルメイカ)の群れが夕マズメ日没からショア付近に寄ってきて電気ウキスッテ仕掛けやエギングでも釣れます。
あんまり本腰入れては俺はやらないのですがイカの塩辛を作りたくなったり年度の状況探りだけは毎年2~3度はメインで釣りに行きます。
走りもあり、餌巻きエギングで単独釣行。
エギは餌巻きエギのキーストンさんより出てる邪道エギ。
新色も出ており今まで使っていたグロー単色とブルー系の鰯カラータイプ、そしてこのイエローグリーンのグロータイプを数本持参。
餌はキビナゴをスーパーから買って来て袋の中で塩〆したもの。
これでもかというくらい塩は入れていいです。
生は餌持ちが非常に悪く手返しが遅くなり、あと塩〆したものは水分が抜け、旨味成分が良く出ていて集魚力もあるのではと俺は思うのです。
電気ウキ仕掛けの場合はスッテに鳥のササミを巻きますがササミも塩〆したがいいようです。
あと激流用にRaplaのミノータイプの珍エギも。
これは流して止めたら、自然に流れで降下していくタイプ。
ダダ引きでもいいですが潮を選びます。
仕事終わってメシ食って出動した訳なんですが時間帯からリスクがありました。
今まで狙っていた時は日没にはポイントを抑えて入れ込む。
大概は潮はあまり関係なく夜7時半位までに釣果か無いかで今晩の目安が分かります。
9時位までにはほぼ確定的な結果。
俺が県北No1ポイントに着いたのは夜9時ごろ。
それが連日賑わう場所も駐車場には車がたった1台しか居ない。
寒くて雪がちらついてるので人が居ないのかと思いましたが、その車の一人は波止途中でカゴ釣りでした。
1台向うから戻ってくる自転車のライトの灯り。
地元のほぼ連日ガンセキ狙いしてる方だったのですが挨拶して聞いたら今日は最初1~2杯釣れてそれっきりらしい。
沖を指差して原因はアレだと2艘くらいの夜焚きのライトが煌々とそう沖でもない場所に居たのでこの辺の魚達も引かれていきだろうなと俺も思いました。
1キロの波止が俺一人の貸切となる。
潮の流れも弱い、隣の波止には数人電気ウキが流れてましたが流しっぱなしで全く釣果は無い様子。
闇夜でも釣れたら目印の「コーン」と鳥の鳴き声のようなガンセキの泣き声?が聞こえるのである。
深場をドリフトで丹念に入れましたが全く反応なし。
隣の電気ウキの灯りも消え、ついに夜焚きの灯りさえ消えた。
ガンセキが群れで入るとき、海の表層のベイト達はざわついて、海がザーっとざわつくのです。
今日は全くそれさえも聞こえない。
水イカも居ないだろうかと数投入れますが反応なし。
10時半、見切りました。
小雪がチラホラ、風も止む予報が爆風化してる。
もう少し、どっかでやってみるか・・・
過去出たところで行って見ると先客ヤエン師が2名久留米からお越しだった。
挨拶したら一人の方がもう仮眠されるとの事で先端に入れてもらう事に。
早速、邪道イエローグローでスタート。
1投目・・
あら~外道(笑)
2投目・・・3投目・・8投目
連続アオリ・・
1投毎に水イカ連発。
ヤエン師の方が目を真ん丸くしていて「またですか~」と昼からやってまだ5杯と言ってました。
「エギですか?」と聞かれ邪道をみせると餌も邪道も持ってるとの事。
すぐさまヤエンを止めて邪道で隣の方もスタート(爆)
邪道恐るべし、隣の方に1投でアオリ500くらいでしたが釣れる(笑)
負けじと本腰いれますがいつの間にかガンセキは頭のどっかに行ってしまいました(笑)
そうしてると潮も変り、地合はリリース含め21杯でストップ。
今夜はロングハード竿でやってますが場合によっては追加で浮きスッテも連結しようかと思ってまして。
反対の潮が動き出し沖の潮と足元を流れる潮の交差のヨドミ付近をドリフトで送り込んでボトムで定着。
テンション掛け、反応を見るとムンっと抑える。
ズル引きにて尚誘いで抱いて上がって来ました。
沖潮がやや早くなってきてさらに送ってズル引きで追加
しかしお隣の方も邪道でやられてましたが、同じ釣れた場所をずっとやられて2杯追加されましたが、その時の潮の掴みは把握しないとエギでも餌でも一緒みたいです。
急に活性が消え、潮も早くなったころでした。
一瞬、海がざわつく。
フォール中に中層から引っ手繰る竿引き。
やっとお出になりました。
型は400~500程度でしょうか、今の時期でマズマズの型。
続きます。
ガンセキが居ると水イカは厳しくなると言いますが裏のワンド陰に入れ込んで見るとドスッときました。
今夜は6~700くらいの数釣りでしたが今日の1番、1300あまりでしたが、この後もキロチョイのヤツも。
ヤエン師も1200程度のヤツをエギに餌を撒きつけたもので掛かります
もうお疲れの事で仮眠される事に。
一人貸切で続行。
また雪が降ってきてヤエン師が七輪を置いていったので暖をとりつつもかなり冷え込んできました。
風は一行に止みません。
もう水イカはいいのでガンセキを。
沖合いに投げてガンセキ追加。
しかし入れ食いにはならず単発でポツリと来るくらい。
そしてコイツが来ました。
ボトムからワンシャクリ入れ、フォールする感じをラインから伝わっていたら一気に走る。
ゴッスリ、アワセを入れるとラインが風でキーンと鳴き始めカチカチのドラグから出て行くが水イカの引きではない。
ソデ子か?と思いましたがゆっくり寄せてきて足元でライトを点け確認するとガンセキ?
抜けるかと思い上げようとするが一行に上がらないし異常に長い胴体に困惑。
馬鹿でかいガンセキ、釣った直はキロ超えてたかも。
家で計ると925gでした。
なぜかカンセキのデカイ奴は嬉しさが苦笑いへ(笑)
このあと30分くらいやりますが完全に活性が止まった。
一段と風も強くなり、潮が変ったと思ったら確実にエギを触る限りでは水温がかなり瞬時で下がった様子。
今までの経験上、次の潮で暖かい潮が入ったとしても直には活性に繋がらない。
午前3時、納竿とした。
釣果はガンセキ4杯と、水イカはよく釣れましたが、塩辛を作るので9杯はキープ。
ガンセキの群れにはアタリませんでしたがこれからは向上していくでしょう。
いや~餌巻きエギ、邪道は恐るべしです