2月26日 東北東9m 波3m 中潮 月齢26.2 旧暦1/27
最初にモチベーションの話し。
釣りに出かけ釣れないと戦意を失い、勝手にリタイヤされる方を目にすることもある。
これが時間内決まっている釣りならなおさら。
ダレてしまうのは誰しもありますが、止めてしまいそこから周りが釣れ始めても始めようともしない。
モチベーションの問題なのかもしれませんが、そもそも釣りをする事で来ていて俺には理解に苦しむ。
飲酒もする方もいるが好きなものは分かるのですが自分の境界線を超えた飲み方で次第に大声になり他の釣り客にも迷惑をかける。
飲むなとは言わないのですがこれもそもそも何をしにきているのかと思います。
楽しみも分かるのですが、俺にとっては考えも向上心も違い、これもモチベーションの問題なのかも。
近頃、そんな風に思ってます。
ほんと旨い魚と思うのは、聞いて旨いと思い込むのが大半。
釣った魚で俺の5本指にランクインする魚、①アラ ②ムツ ③シマアジ ④チカメキントキ ⑤ アマダイ
しかし、こんな旨い魚と思ったのは少ない。
先日、釣りあげた深海モノ。
大体が深海に生息するものはゲテモノだろうと旨いとは聞いていたのだが実際口にした事もなく、しかも名が通ったものは流通も少なく高価なものです。
旨いものには脂がのってるものが多く、甘みと、その魚の独特の旨味があり食べ方で楽しみが増え、たくさん食えるのが釣り人の特権です。
中には旨すぎるのですが脂が多く、流通禁止にされてる魚もあるほど。
深海でもポピュラーな本キンメとナンヨウキンメ、クロムツと頂いてみた。
キンメ類は刺身、シャブシャブ、煮つけ。
クロムツは刺身1本で。
クロムツの食べ方を見ても、どのやつにも刺身が一番旨いとの事。
顔はイカツイ顔で歯が鋭く少しでも触ると刺さり傷が付くほどです。
針を外す時は注意が必要。
鱗は剥がれやすく簡単に剥げますが、火を通す場合はクロムツは皮も非常に旨い。
刺身には皮を剥ぎますが煮つけや唐揚げなどは皮つきが一番。
刺しではやはり、寝かして食ったが旨いようです。
俺は1日目と2日目に寝かしたものを食べましたが2日目の方が旨かった。
身が柔らかく、まったりした味なので、3枚に下した後にキッチンペーパーで包んでチルドで寝かせる。
すると身が締り、旨味が出る。
やや厚めに引いたが良いようです。
キンメは皮に湯をかけて氷水に落として皮ごと刺しにするか、皮も旨いのでシャブシャブにはやや厚めに切ってがいい。
ほんと旨い魚でしたが、釣りの対象で今回臨んだやつには逃亡されてしまったし。
それと是非に食いたかった魚でもありました。
魚がデカイと脂が多く、ビタミンAなど取り過ぎると過剰症で中毒症状になったりしてしまう。
その為に流通禁止もあるので知っておく事も必要。
前にアラを食い過ぎた時に、アラ自体は禁止でもなんでもないのですが、脂がよく乗っていて余計に一気に取ると消化出来ないようです。
しかも旨すぎて多く食ってしまうので加減が必要。
バラムツなど大型になると、よく尻から脂と言うのですが、魚からも出てるし人も食えばやばいように過剰反応が出る様です。
これまた旨すぎなのが問題。
一人5切れとも言いますが、脂分には人には消化しにくいワックスエステルで出来ているともいいます。
多く取り過ぎて、いわゆる腹を壊すと尻から脂が出てきたり、皮脂漏症(皮膚から脂が出る症状)になるとの事。
身体から機械油が出てくるような感じだとか。
身は真っ白で、揚げ物には向かないようです。
火を通し過ぎると溶けてなくなる。
しかし、本当に旨いらしいので是非に加減して食ってはみたい
俺は元々、脂モノは好きなのだが強くはない方。
しかしそこまで旨いと言われたら食うしかない。
流通しないので是非とも釣らなくては!
釣った際、食べてみたい方はいますか?(笑)
次の日、家にいる前提で食わなければなりません。