9月21日 東北東4m 波1m 大潮 月齢15.6
台風の影響が徐々に出始めた20日頃、玄海方面、平戸五島灘方面は21日欠航判断もある状況で計画してた大分県佐賀関は予報では北東の風で波が2.5m予報が出てました。
お世話になってるタイタニック21号さんへ連絡すると大丈夫の事で一安心。
今回は九州では珍しい、カワハギ釣りでの釣行。
九州西部にカワハギ船があれば行きたいとも考えてますが聞いた事もなく、魚種に対し価値観?の違いから餌獲りのイメージと回りのメジャー魚種の根強い人気なので無いのも分かるような気がします。
ただ釣りのターゲット難易度からするとトップクラス、電光石火のアワセも必要だし俺も前にやってみてカワハギに対する考えが変ったのでした。
夜中には大分県入りして車中泊。早朝、4時には美濃崎漁港に到着。
満月が煌々と照らしてます。
こちらには無い関東地方などにあるような造りをしてる遊漁船なので広いキャビンと寝るベットまであるので多少揺れても大丈夫ですがベタ凪でした。
50分くらいで別府湾を抜け佐賀関前の馬場ノ瀬一帯で狙います。
潮がよく通し関アジ、サバなどは有名ですが大鯛やブリ、イッサキなどもかなり上がってます。
船着けは基本は瀬と瀬の上を流す形ですが起伏が激しいとこもあり、瀬の上では根掛りが多数あるので瀬の上では基本は上げてウマズラを狙うとの事。
瀬横ではボトムにて本カワハギ狙い。
仕掛に余裕があればボトムを攻め続ければいいですが今日のような大潮で船の流れが速くなると根掛りが数え切れないようになります。
船長のアナウンスで指示に従います。
ただ今回は潮の関係で緩んでいるスタートから2時間位が勝負と思ってました。
餌は船が用意してくれるオキアミボイルと芝エビ。
そして俺が持ち込んだ青イソメ。
イソメは前もって手返し良いように数匹3cm程度にハサミでカットしておきます。
ややくたばっている方が針に刺しやすいです。
今回、タックルはカワハギ専用でやりましたが先調子の竿がいいです。
ラインがPE1.2号リーダー無し、ヤマシタさんの集魚板から3枝2本針の針8号ハリス4号枝5号、鉛が30~35号の六角鉛にフラッシュシートを貼り付けてます。
鉛はテンヤでもいのですが今回は鯛兼用でポイントを選択してないとの事で根掛り防止で鉛でやります。
水深37mボトム狙いでスパンカーで流して行きます。
瀬の上を通るときは25mに指示。
2流目にて 25m中層でウマがファーストで上がります。
カワハギ釣りは底に落とした場合は鉛を底に置いた状況で集魚板を素早く上下にシェイクさせ誘って仕掛の長さ半分くらい曲に吹かせてゆっくりサビくと極小さなアタリを感じ取って速攻のアワセをしなければなりません。
宙吊りは誘って感じ取らないといけないのでなお難しい。
竿は誘いでの硬いバットからの竿先と小さなアタリを感じ取る穂先が必要です。
ボトムにて小さなアタリを拾っていきます。
静止した状態で魚は餌を突っついて食うのでホント極、小さなアタリしか出ないのでハリスは1~2cmと短いのが仕掛けの特徴。
餌獲り名人と言うだけ凄いものです。
本カワも型もいい。ウマも大型なので引きは強い。
数を出していく中で欲で瀬の上でも底を探りたい願望から攻め出していきますがやはり根掛りが出ます。
ロストして仕掛交換のタイムロスは痛い・・・
しかし浮かせては釣れない・・・
攻めて攻めて6ロスト。
餌はエビは頭がないと食いません。
頭を摘んでいるときにスパっと掛けないので上唇に掛けるために内側に曲がったハゲ針が必要なんでしょうね。
バケツに溜まるとクーラーへ血抜きして入れますが血抜きするとき肝の上にある胆袋を破らないようにしないと物凄く臭くなるので注意。
時合い2時間程度が過ぎると潮が早くなり瀬の上を通るのが早くなり数が上がらない上に餌だけ獲られるのが多くなってきました。
潮が動くと魚の活性はよくなりますが船が着けれなくなり枯れた潮の方がより良いようです。
少し大きな瀬で中層のウマ狙いに変更になります。
こういうのがダブルで掛かったりします。
アタリがあって掛けて数秒追い食いさせると掛かったりします。
もっと潮が早くなり瀬の上には困難との事。
潮目にそって砂や潟を沿ってずっと流す釣りになりますが船内アタラず。
やはり時間勝負で前半に勝敗が出たようです。
ロストからの仕掛交換のロスが無かったらまだ数はいってたような。
このあとなんとか3~4枚釣って計、ハギで21枚でした。
小さいので手の平サイズ、大概はいいサイズでしたよ。
アタリが遠のいた為に13時半に納竿。
専用の道具がないなら船に竿リールレンタルもあるし仕掛けもあるのでクーラーだけで来ても良いのでは
仕掛けはやはり余分に必要だと思います。
細仕掛けはヨレが起き易いのでハリスは俺は4号以上をオススメします。
シーズンは10月くらいまで、関サバ・アジに徐々に変わって行きますので行かれるならばお早めに。
もう一つの俺のお楽しみ。
大分に寄るならば、行く温泉があります。
大分県は湯の町で有名なところが多数。
別府も近いのですが離れた湯布院方面へ。
由布岳の冬景色は良いものですがもう少ししたら紅葉が出てくるでしょうね。
はだかで見える火口山。
ふもとにある塚原温泉へ。
失礼ながら洒落っ気全くないところなんですが湯は群を抜いて全国トップクラス。
回りにはお洒落な温泉が多数あるのでしょうがここの湯に惚れ込んで寄っている訳です。
デートスポットにはどうか分かりませんがいい所です。
強酸性の為に貴金属を着けて風呂に入ると真っ黒になります。
※人が多かったんで前の画像を載せてます。
上がった後はほてりとツルツルになり個人差もあるでしょうが1回入っただけで何か違うのが明確にわかります。
湯に浸かり、お土産に燻製のような蒸卵を2袋購入。
往復500Km の釣行ですが全然苦にならないし毎回、楽しみです。
次回、大分入りは関サバシーズンに入る頃に。