空調機器大手のダイキン工業がアフリカ・ナイジェリアで生産網を構築するとのことだ。
日本企業の海外現地生産といえば古くは欧米からNICS(今となっては死語だが)、最近ではASEAN諸国などがその舞台になってきたがいよいよアフリカ諸国がその候補に浮上してきたと言う印象を強くしている。
たしかにアフリカ諸国は人口の伸びもあるし購買力も上がってくるだろうからねぇ・・・。
ただ現地生産といっても主要構成品をインドから輸入し納品前の組み立てが中心だということだから部品からアセンブルということではないようだ。
この辺りは現地で調達できる労働力や電力・物流インフラなども考慮しなくてはいけないからねぇ。
いずれにしてもダイキン工業は空調機器専業メーカとしてエクセレントな企業だ。
先だっては海外同業企業のM&Aも行っていた。
気候変動問題にもキチンと対応している。
アフリカでも現地生産もカントリーリスクを考慮しながら自社ビジネスを成長軌道に乗せるのではないか。
日本の製造業のアフリカ市場進出企業がもっと出てきてもいいと思うのだが。
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