今年の春闘・大企業の部はヤマ場を越えたのかな?
多くの労使交渉の中で満額回答が多くあってまるで「満額回答の出せない企業は企業でない」という感さえあったねぇ。(笑)
人手不足を反映してか、正規社員のみならず非正規社員にもそれなりの対応が見られたことは望ましいことだ。
さて今後の関心は中小、零細企業の部に移っていくがこの流れが続いていくよう願うばかりである。
というのも消費者物価の動きも決して無視できないからだ。
電気・ガス料金の補助は5月に切れる(ガソリン価格の補助は延長されるようだが)と言うし、為替レートの動きや物流コストの動向も何やら不気味である。
さらに言えば少子高齢化進展や国防費関連の負担はこれから国民心理に重くのしかかる。
そうそう、先日介助ヘルパーの単金が1.5%ほど切り下げられる報道があったがあれはとても理解できないねぇ、どういうこと?
今年の春闘結果が(政府の思惑通り)好循環の皮切りになればいいのだが今直ちに断定するのはいささか早すぎるように思う。
6月の所得減税は一回ぽっきりだから好循環にはカウントできないし・・・、ねぇ。
結局「好循環スタートの実感は来春以降に持ち越し」というのが筆者の印象だが果たして読者諸兄のご意見は?
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