マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

フランスの駐米大使復帰に思う

2021-09-23 12:06:01 | 国際問題
フランスがオーストラリアへの潜水艦売却計画をめぐり駐米大使、駐英大使の召還を決めていたが米仏両大統領の会談により駐米大使は復帰の見通しとなった。
仮に米仏の不仲が続いていたとしたらこれは中国の思うツボだったことを思うとひとまず胸を撫ぜ下した。
いくら潜水艦の開発・販売プランが進んでいたからといって米国が勧める原子力潜水艦と性能上大きな差があるとすればキャンセルはやむを得ないのではないか。
問題はなぜこんな根本的な事項が今日の今日まで関係者の間で共有されなかったか、という事実だ。
加えて米英豪はルーツを同じくする、いわば兄弟国なのだから逆にフランスがここまで入り込んだということが不思議なくらいである。
フランスの矛先が当事者たるオーストラリアを飛び越え米国、英国に向かったのも面白いねぇ・・・。
それでも結果的にフランスが米国、英国、豪州と和解しいったんは召還した駐米大使などを復帰させたことはよかった。
潜水艦商談の違約金交渉はするのかねぇ。(笑)
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日経平均株価3万円割れに思う

2021-09-22 09:09:25 | 経済
現政権の退陣表明以降堅調な動きを見せていた日経平均株価がここにきて突然揺さぶられている。
マスメディアの報道によれば中国の大手不動産デベロッパー恒大集団の放漫経営による経営危機が明るみに出たことが原因になっているようだ。
いくら巨大とはいえ1問間企業の経営危機が東京マーケットにこれほどの影響を及ぼすものなのか、と思ったりするがNYマーケットも同様の動きを見せているようだからそうなのかもしれない。
世界同時株安なんて聞くとつい10数年前のリーマン・ショックを思い出す。
あの時も当初は「対岸の火事」のようにのんびり構えていたが結局痛みが完全に癒えるまで何年か掛かった記憶がある。
まさかあんなことにはならないだろうねぇ・・・?
リーマン・ブラザーズは消滅してしまったが恒大集団は実物資産を所有しているだろうからそうはならないだろう。
規模を縮小し再出発の道を辿るのではないか。
ただ
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総裁選の白熱化と野党の相対的沈下に思う

2021-09-21 11:39:23 | 政治
自民党の総裁選が白熱を帯びてきた。
立候補者が確定しNHK,民放問わず連日4人がそろい踏みで討論会を重ねている。
いつ頃からなのか、登壇者それぞれが特定のイシューで特定の候補者に論戦を挑む形式が採用されるようになり、より論戦がヒートするようになった。
しかし敵もさるもの、うまくかわす術を心得ているので逆に視聴者側が本気度や真贋を見極める能力を試されているように思う。(笑)
心配なのは野党の相対的地位低下である。
さすがにこれだけメディアで毎日のようにガンガンやられたら野党の存在感は相対的に希薄になる。
おまけに国民には10年ほど前の政権時代の立憲民主党の体たらくがトラウマになっている。
最近も党代表が「(我々が)現政権を退陣に追い込んだ」などと豪語していたのを聞いたのでますます心配になってくる。
コロナ禍の最中で野党は与党攻撃に偏することなく共に日本再生をどう実現していくかというスタンドポイントが重要だ。
本来果たすべき役割をキチンとこなしていくことが政権奪回の早道だと思うが如何?
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今年の「敬老の日」に思う

2021-09-20 10:27:01 | 社会問題
今日9月20日は日本全国「敬老の日」である。
「敬老の日」といえば高齢者比率ということになるが今年のそれは29.1%ということだ。
高齢社会の到来が指摘されるようになって久しいのでこの数字そのものには驚かないが驚いたのはこの数字が世界ダントツということだ。
第2位はなんとイタリアで6ポイント近くの差があるとのことだがこれは、これは、である。
第2位がイタリアというのも意外だが6ポイントもの差があるなんて・・・、日本は異例の高齢者国家なんだねぇ。
ゆえに日本は世界に対し、高齢者を生かす社会づくりのロールモデルを提示していく役割を担っている。
キーワードは就業率、健康寿命、社会保障である。
高齢者の就業率については定年延長、年金受給開始年齢の選択制など様々な政策が打たれているが25.1%という数字をどこまで伸ばせるか、注目したい。
お隣の韓国は34.1%というからまだ工夫の余地があるのかもしれない、何らかのヒントもあるのではないか。
健康寿命の方は昨今のコロナ禍でややもすれば疎かになってはいないか、ちょっと気になる。
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EC事業者のサイト運営に改善の余地あり

2021-09-19 15:47:00 | 経済
長引くコロナ禍でBtoC事業はECサイトの重要性は高まる一方である。
今後サイト運営の巧拙は企業の命運を握るといっていいだろう。
最近気になるのはEC事業者からのダイレクトメールの多さである。
取引開始直後にメールをアクセプトする許諾を与えたのかもしれないがそれにしても多い。
事業者の中には毎日送りつけてくるものもあれば関心のない分野の商品紹介を行ってくる業者も多い。
例えば小生は最近PCをネット経由で購入したのだがその後頻繁にPCの売り込みメールが届く。
PCなんて消耗品ではないのだから1度買えば暫くは買うこともない。
無論周辺機器の紹介ならわかるがPC本体を買い替えるなんて当分ない。
言ってみればウザいだけなのだ。
そうそう、こんなのもあった。
最近衣料品をネットで買ったのだがメンズだけでなくレディース物の紹介もよくある。
家内に紹介してね、という狙いかもしれないがこちとらそんなに女房思いでもない(笑)。
せっかくネット事業はターゲッティング広告が可能だからダイレクトメールもっときめ細かくやったらどうだ。
そうすれば視読率が飛躍的に高まり経営効率アップは間違いないと思う。
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