夕べこの映画を見て帰ったら
ニュースのトップ項目がまさにこれ。
あまりにタイムリーな
「密約」68点★★☆
ノンフィクション作家・澤地久枝さんの原作をもとに
1978年にテレビ用映画として製作された作品。
この時勢を受けて
緊急上映することになったそうです。
いやー、昔の映画って
やっぱりおもしろいですね。
手堅いんだもの。
昭和46年(1971年)。
沖縄返還交渉の裏で行われていた密約を探る
東日新聞社(実際は毎日新聞社)の記者(北村和夫)は
外務省の女性秘書官(吉行和子)と“情を通じ”
日米間の極秘文書を持ち出させて
「密約があった」とする記事を書いた。
「密約なんてない」とシラを切り通す政府は
二人を告発。
そして始まった裁判を
駆け出しのフリージャーナリスト澤井(大空真弓)が
傍聴する・・・というお話。
わかりにくい事件を
おでん屋のおいちゃんに説明するシーンで
見る人にやさしく解説してみたり
劇中のセリフにもありましたが
「国民の知る権利」や「報道の自由」
といった法の倫理を
「男女の下半身問題」という
性の倫理にすり替え
本質からわざと目をそらそうとした事件が
すごーくわかりやすく
緊張感を持って描かれていました。
特に澤地さん役の大空真弓さんの
抑制の効いた
女性ジャーナリストぶりが印象的。
このとき澤地さんは40代はじめだったそう。
客観性、冷静な情熱を持って
取材にあたる姿を見ながら
なんだか勇気わいてきました。
★4/10から銀座シネパトス、新宿武蔵野館で公開。ほか全国順次公開。
「密約」公式サイト(近日公開)
ニュースのトップ項目がまさにこれ。
あまりにタイムリーな
「密約」68点★★☆
ノンフィクション作家・澤地久枝さんの原作をもとに
1978年にテレビ用映画として製作された作品。
この時勢を受けて
緊急上映することになったそうです。
いやー、昔の映画って
やっぱりおもしろいですね。
手堅いんだもの。
昭和46年(1971年)。
沖縄返還交渉の裏で行われていた密約を探る
東日新聞社(実際は毎日新聞社)の記者(北村和夫)は
外務省の女性秘書官(吉行和子)と“情を通じ”
日米間の極秘文書を持ち出させて
「密約があった」とする記事を書いた。
「密約なんてない」とシラを切り通す政府は
二人を告発。
そして始まった裁判を
駆け出しのフリージャーナリスト澤井(大空真弓)が
傍聴する・・・というお話。
わかりにくい事件を
おでん屋のおいちゃんに説明するシーンで
見る人にやさしく解説してみたり
劇中のセリフにもありましたが
「国民の知る権利」や「報道の自由」
といった法の倫理を
「男女の下半身問題」という
性の倫理にすり替え
本質からわざと目をそらそうとした事件が
すごーくわかりやすく
緊張感を持って描かれていました。
特に澤地さん役の大空真弓さんの
抑制の効いた
女性ジャーナリストぶりが印象的。
このとき澤地さんは40代はじめだったそう。
客観性、冷静な情熱を持って
取材にあたる姿を見ながら
なんだか勇気わいてきました。
★4/10から銀座シネパトス、新宿武蔵野館で公開。ほか全国順次公開。
「密約」公式サイト(近日公開)