ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

ロビン・フッド

2010-12-10 10:57:35 | ら行
ロビン・フッドって誰でしたっけ?と
つい思ってしまうのが(笑)

「ロビンフッド」67点★★★


中世の吟遊詩人が生んだ
伝説の義賊ロビン・フッド
「グラディエーター」のコンビが描く
アクション・スペクタクル大作です。


12世紀末。
十字軍の兵士としてフランスで戦っていた
ロビン(ラッセル・クロウ)は

ある騎士の遺言を聞き入れ
ノッティンガムの領主である
彼の父親を訪ねる。

領主から
「いまだけ息子の身代わりになってくれ」と頼まれたロビンは
願いを聞きとげ
未亡人マリアン(ケイト・ブランシェット)とも
いいムードになっていくが

この地にもフランス軍が
攻め込もうとしていた……。


ラッセル・クロウ、カッコいいし
リドリー・スコット堅実だし
まずまず期待通りの作品でした。

「グラディエーター」から10年かあ
としみじみさせるような
年輪を感じる場面もありますが

いや、ラッセル・クロウ
がんばってるんじゃないでしょうか。

ヒーローらしいカリスマ性と
男臭い色気はまだまだ健在。


“歴史もの”というお堅さもなく
戦術の楽しさやスペクタクル感を
楽しめると思います。

なかなかチューすら許さない
強いヒロイン
ケイト・ブランシェットの焦らし具合もグー。

このカップル、軽妙さもあり
なかなか息のあった
コンビだと感じました。

しかし
ロビン・フッドと言われて自分が想像してたのが
なぜかピーターパンらしき半ズボンの
妖精だったことに我ながら(笑)。


次に
「ああ、頭のリンゴを弓で射る人ね!」
ひらめいたら
それはウィリアム・テルだっての!


★12/20から全国で公開中。

「ロビン・フッド」公式サイト
コメント (2)
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