キャメロン・ディアス、結婚おめでとう!
「ANNIE/アニー」73点★★★★
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現代のニューヨーク。
10歳のアニー(クワベンジャネ・ウォレス)は
身寄りのない少女。
性悪な育ての親ミス・ハニガン(キャメロン・ディアス)にいじめられても
いつか本当の両親に会えると希望を失わない。
あるとき、アニーは街で
大金持ちのウィル(ジェイミー・フォックス)に偶然助けられる。
市長選に立候補しているウィルは
好感度アップのために
アニーを利用しようと思いつき――?
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万人が楽しめるミュージカル。
元ネタをちゃんと知らなかったんですが
時代も歌も、うまく現代ふうにアレンジしてあり
ノリがいい。
ニューヨークの街を縦横無尽に舞台にする
カメラワークもいまふうで、
やや目がチャカチャカしますが
高揚感は確かにありました。
主演は
「ハッシュパピー~バスタブ島の少女~」で
史上最年少でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた
クワベンジャネ・ウォレス。
彼女がまるでかわいこちゃんタイプでなく、
10歳にしてアンタ、ウーピー・ゴールドバーグ?ってくらい
“世間知ってるふう”なのが笑える。
ダンスもあまり得意でないようなんですが
そこがなかなかチャーミングでもあり。
ただ、キャメロン・ディアスは
ちょーっとミスキャストかなあ。
歌がどうとかよりも、・・・イメージ?
まあともあれ
どんより暗い世の中に、久々にパッと明るい赤色が咲いたように感じる
楽しい映画でした。
ご家族でどうぞ。
★1/24(土)から全国で公開。
「ANNIE/アニー」公式サイト