ゲロッパ!の人は
こんな人生を歩んだのか……と。
「ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男」66点★★★☆
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1933年、アメリカ南部に生まれた
ジェームス・ブラウンは
家は貧しかったが、幼少から教会などで音楽に触れていた。
しかし6歳のとき母が家を出て、
やがて父とも離ればなれに。
貧困ゆえに盗みを働いて刑務所に入った彼は
のちの親友となるボビー・バード(ネルサン・エリス)と出会い
音楽の道へと目覚めていく――。
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“キング・オブ・ソウル”と言われる
ジェームス・ブラウン=JB の人生を描くドラマ。
監督は「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」のテイト・テイラー。
プロデューサーにミック・ジャガー。
子ども時代、人生を決めた出会い、デビューの日……と、
JBの人生のイベントを抽出し、
現在、過去を軽妙に行き来する作りで
知らなかったその人生を
サクサクッと知ることができて「へえ!」なのですが
ちょっと
構成がシャレすぎなんですよね。
カッコいい
ミュージッククリップみたいというか。
シーン変わりから芝居がいきなり始まる感じがあって
ドラマがぶつ切りで、
心が繋がっていかないのが、ちょっと残念。
「単純な伝記モノにしたくない」意図は通じるし、
説明すっ飛ばしとかは構わないんですけどね。
主人公がカメラに向かって話しかけたりするのは
「ジャージーボーイズ」っぽい感じもあり。
主演のチャドウィック・ボーズマンは熱演で
ステージシーンはあのダンスとか、開脚の再現とかすげえ!と
盛り上がります。
あの才能の代償に彼が払ったものは
想像できないほどに、大きかったんだろうな、とは
感じました。
★5/29(土)から全国で公開。
「ジェームス・ブラウン ~最高の魂を持つ男~」公式サイト